春夏秋冬の昆虫写真館
			ゾウムシの仲間（３） ゾウムシ科（タコゾウムシ・・カツオゾウムシ等） ・ホソクチゾウムシ科		昆虫 トップページ

ゾウムシ科 (Curculionidae) 　タコゾウムシ亜科 (Hyperinae) ２００９．６．１７（久住町） オオタコゾウムシ Donus (Antidonus) punctata (Fabricius, 1775) ○分布：日本各地 ○全長：7.5〜8mm ○時期：10月〜5月 タコゾウムシ中最も大きな種です。ヨーロッパ原産の外来種で、ツメクサなどマメ科植物の害虫といわれています。 ２００８．９．２７（大分市） ハコベタコゾウムシ Hypera (Hypera) basalis (Voss, 1937) ○分布：本州から九州 ○全長：4〜6mm ○時期： ２０１０．１２．２８（沖縄本島） アルファルファタコゾウムシ Hypera (Hypera) postica (Gyllenhal, 1813) ○分布：関東以南〜ヨーロッパ ○全長：4.8〜5.5mm ○時期： ヨーロッパ原産の外来種で、1982年に沖縄県と福岡県で発生が確認されました。その後、関東辺りまで分布を広げています。レンゲ・カラスノエンドウ等のマメ科草本を食べます。 ２０１１．５．１８（大分市） ミスジマルゾウムシ Phaeopholus ornatus Roelofs, 1873 ○分布：本州から九州〜朝鮮 ○全長：2.5mm前後 ○時期： オオミスジマルゾウムシによく似たゾウムシで小さい。 ２０１１．４．９（庄内町） オオミスジマルゾウムシ Phaeopholus major Roelofs, 1873 ○分布：本州から九州･対馬〜朝鮮 ○全長：4〜4.5mm ○時期：4月〜7月、10月 体は茶褐色で上翅中央付近に黒褐色の帯があるマルゾウムシ。クスノキ科のタブノキ・シロダモ等の葉を食べる。似た種に小さなミスジマルゾウムシがある。 ２０１２．１０．３（臼杵市） 　カツオゾウムシ亜科 (Lixinae) ２００８．５．３０（大分市） カツオゾウムシ Lixus impressiventris Roelofs, 1873 ○分布：北海道〜九州・対馬 ○全長：11〜12mm ○時期： イタドリなどのタデ類に普通にみられます。体は黒く、白い毛と橙色粉にまみれています。橙色粉はとれていることが多いです。 ２００８．５．３０（大分市） ハスジカツオゾウムシ Lixus acutipennis (Roelofs, 1873) ○分布：本州から九州・対馬 ○全長：9〜14mm ○時期： 体はカツオ節の形をして黒く、背面に白色毛がはえています。V字型の２紋は白色毛がありません。 ２００９．５．２１（久住町） ２００９．５．２５（庄内町） ナガカツオゾウムシ Lixus (Dilixellus) depressipennis Roelofs, 1873 ○分布：本州〜九州・対馬 ○全長：9〜13mm ○時期： ２００９．５．３１（庄内町） オオゴボウゾウムシ Larinus (Phyllonomeus) meleagris Petri, 1907 ○分布： ○全長：15mm ○時期： ２０１１．８．１４（久住町） シラクモゴボウゾウムシ Larinus (Phyllonomeus) griseopilosus Roelofs, 1873 ○分布： ○全長：mm ○時期： 　ツツゾウムシ亜科 (Mesoptiliinae) ２０１１．５．１８（大分市） ツツゾウムシ Carcilia strigicollis Roelofs, 1874 ○分布：北海道から九州・対馬 ○全長：5.5〜12mm ○時期：4月〜9月 前胸部から腹部にかけてやや筒状になっているゾウムシ。幼虫はクヌギ・コナラ等の倒木を食べる。 ２００９．７．２３（久住町） ２０１２．７．２５（庄内町） コゲチャツツゾウムシ Carcilia tenuistriata Heller, 1941 ○分布：北海道から九州〜シベリア・朝鮮 ○全長：mm前後 ○時期： ２０１１．３．１３（佐賀関町） タキザワツツキクイゾウムシ Magdalis (Magdalis) phlegmatica (Herbst, 1797) ○分布：本州から九州〜朝鮮 ○全長：4.5〜6.4mm ○時期： 体はやや金属光沢のある黒色で、似た種の多いツツキクイゾウムシの仲間。アカマツ等の葉で見られた。この個体が大分県初記録。 　ヒメゾウムシ亜科 (Baridinae) ２０１１．７．１４（庄内町） オオハッカヒメゾウムシ Baris (Baris) pilosa Roelofs, 1875 ○分布：本州･九州〜朝鮮 ○全長：3.4〜3.8mm ○時期：4月〜9月 ２０１２．６．２８（日田市） ワタナベヒメゾウムシ Baris watanabei Yoshihara, 2016 ○分布：本州・九州 ○全長：mm ○時期：月 （吉原博士により新種記載されました。大分昆虫同好会） 全身黒い体に白い燐毛が少し規則的に生えたヒメゾウムシ。山地で斜面に水が滴るような場所に生えるミヤマミズの群落に付く。 ２０１１．８．２７（九重町） カナムグラヒメゾウムシ Psilarthroides czerskyi (Zaslavskij, 1956) ○分布：本州･九州〜ｼﾍﾞﾘｱ・朝鮮･中国 ○全長：mm前後 ○時期：5月〜9月 ２０１１．９．１（九重町） ２０１２．４．２７（庄内町） ヨツホシハナコブヒメゾウムシ Dendrobaris flavosignata (Roelofs, 1879) ○分布：九州から沖縄 ○全長：mm前後 ○時期： ２０１１．６．２１（湯布院町） シラホシヒメゾウムシ Anthinobaris dispilota (Solsky, 1870) ○分布： ○全長：mm前後 ○時期： ２０１２．６．１８（庄内町） ホソガタヒメゾウムシ Psilarthrus shigematsui Yoshihara, 2016 ○分布：北海道・本州・九州 ○全長：mm ○時期：月 （吉原博士により新種記載されました。大分昆虫同好会） ミヤマイラクサ等を食べる。 ２０１２．４．２８（直川村） ウミベヒメゾウムシ Pteridobaris maritima (Roelofs, 1875) ○分布：四国・九州 ○全長：3.8〜4.5mm前後 ○時期： ２０１１．４．３０（大分市） タテスジアカヒメゾウムシ Moreobaris rubricata (Hustache, 1921) ○分布：本州・九州 ○全長：2.7〜4.0mm前後 ○時期： ２０１１．４．１０（臼杵市） クワヒメゾウムシ Moreobaris deplanata (Roelofs, 1875) ○分布：本州から九州〜朝鮮 ○全長：2.5〜3.6mm前後 ○時期： 全身真っ黒で艶のあるヒメゾウムシでクワに集まる普通種。 ２０１１．５．１５（屋久島） リュウキュウクワヒメゾウムシ Moreobaris matobai Yoshihara, 2016 ○分布：屋久島・男女群島・トカラ中之島・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　沖永良部島・沖縄本島 ○全長：mm前後 ○時期： （吉原博士により新種記載されました。大分昆虫同好会） ２０１２．８．３（緒方町） ツヤケシヒメゾウムシ Pellobaris melancholica (Roelofs, 1875) ○分布： ○全長：mm前後 ○時期： ２０１１．７．１４（庄内町） ホソフタホシヒメゾウムシの仲間？ Nespilobaris sp. ○分布： ○全長：mm前後 ○時期： （吉原博士に同定していただきました。大分昆虫同好会） ２０１２．６．６（庄内町） サメハダヒメゾウムシ Nespilobaris nipponica (Kono, 1928) ○分布：本州・九州〜朝鮮 ○全長：5.5〜6.4mm前後 ○時期： ２０１２．６．１（庄内町） コブヒメゾウムシ Pharcidobaris miyamotoi Morimoto & Yoshihara, 1996 ○分布：九州 ○全長：mm前後 ○時期： ２０１２．６．２８（日田市） ツヤチビヒメゾウムシ Centrinopsis nitens Roelofs, 1875 ○分布： ○全長：mm前後 ○時期： 　ホソクチゾウムシ科 (Apionidae) 　ホソクチゾウムシ亜科 (Apioninae) ２０１１．４．９（庄内町） ヒゲナガホソクチゾウムシ Pseudopirapion placidum (Faust, 1887) ○分布：本州から九州〜シベリア ○全長：2.6〜3.0mm前後 ○時期： 同上２０１１．４．９（庄内町） ２０１２．９．２０（大田村） マメホソクチゾウムシ Pseudopiezotrachelus collaris (Schilsky, 1906) ○分布：北海道から九州〜朝鮮・中国・インド ○全長：2.0〜2.3mm前後 ○時期： ２０１１．８．２７（九重町） アカアシホソクチゾウムシ Eutrichapion (Eutrichapion) viciae (Paykull, 1798) ○分布：北海道・本州・九州〜シベリア・ヨーロッパ ○全長：2.1〜2.4mm前後 ○時期： ２０１２．１０．４（別府市） アカクチホソクチゾウムシ Microconapion pallidirostre (Roelofs, 1874) ○分布：本州から九州 ○全長：1.8〜2.0mm前後 ○時期： ２０１１．４．８（大分市） ケブカホソクチゾウムシ Sergiola (Sergiola) griseopubescens (Roelofs, 1874) ○分布：本州から九州 ○全長：1.7〜1.9mm前後 ○時期： ２０１２．４．２０（野母崎町） ギシギシホソクチゾウムシ Perapion (Perapion) violaceum (Kirby, 1808) ○分布：本州・九州〜シベリア・ヨーロッパ ○全長：2.5〜2.9mm前後 ○時期： ２０１１．４．１４（庄内町） コゲチャホソクチゾウムシ Holotrichapion (Holotrichapion) semisericeum (Wagner, 1920) ○分布：本州から九州 ○全長：1.7mm前後 ○時期： 当サイト内で使用している画像・文章等の無断転記・転用を禁止致します。 since2005.7.27. 春夏秋冬　　Copyright (c) 2005 All Right Reserved.