春夏秋冬の
昆虫写真館
タマムシの仲間3
タマムシ科(エグリタマムシ・ケシタマムシ・チビタマムシ等)
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タマムシ科
ナガタマムシ亜科 (Agrilinae)
2013.5月
キンイロエグリタマムシ本土亜種
Endelus collaris collaris
(E.Saunders, 1873)
○
分布:本州から九州
○
全長:mm
○
時期:
分布は局所的で少ない。幼虫はベニシダなどのシダ類を食べる。
2011.5.15(屋久島)
キンイロエグリタマムシ対馬・南西諸島・台湾亜種
Endelus collaris kerremansi
Thery, 1927
○
分布:対馬・屋久島・種子島・琉球〜台湾
○
全長:mm
○
時期:
幼虫はオニヤブソテツ・コモチシダを食べる。
2011.9.10(玖珠町)
ヤスマツケシタマムシ
Aphanisticus yasumatsui
Y. Kurosawa, 1954
○
分布:本州・九州
○
全長:3〜4mm
○
時期:9〜10月
良く見ると宇宙人のような変わった形をしたケシタマムシ。山地渓流沿いなどカンスゲ類の葉上で見られるが局所的で少ない。
2014.9月(大分市)ka
クロケシタマムシ
Aphanisticus congener
E.Saunders, 1873
○
分布:本州・九州
○
全長:3mm前後
○
時期:
河川敷の堤防の草地に生息する。幼虫はイネ科・カヤツリグサ科の葉に潜入する。
ホソツツタマムシ亜科 (Cylindromorphinae)
2014.6月(大分市)
ホソツツタマムシ
Cylindrocaulus patalis
(Lewis, 1833)
○
分布:本州から九州
○
全長:4〜4.5mm
○
時期:
一見ナカボソタマムシ類に形が似るが、複眼は後方で広くなる。分布は局所的で少ない。幼虫はススキ等のイネ科植物を食べる。
ツツタマムシ亜科 (Polycestinae)
2017年e
モンキタマムシ
Ptosima chinensis
Marseul, 1867
○
分布:本州・九州(局地的)
○
全長:mm
○
時期:4月〜6月
幼虫はウメの衰弱枝を食べる。
2018年金只さん撮影
ケシツブタマムシ
Mastogenius insperatus
Y. Kurosawa, 1972
○
分布:本州・九州・屋久島・沖縄本島・石垣島・西表島
○
全長:2.3mm前後
○
時期:4月〜6月
幼虫はシバニッケイを食べる。
2014.8月(熊本県)堤内氏標本
ミスジツブタマムシ基準亜種
Paratrachys hederae hederae
E.Saunders
○
分布:四国・九州・屋久島(他の亜種は奄美以南)
○
全長:4〜4.5mm
○
時期:
チビタマムシ位の黒くて丸いタマムシ。沿岸域のオオイタビ・イタビカズラ等の葉上で見られる。
チビタマムシ亜科 (Trachyinae)
2011.4.9(庄内町)
ドウイロチビタマムシ
Trachys cupricolor
E.Saunders, 1873
○
分布:本州から九州
○
全長:mm
○
時期:
ピンク色をおびた褐色の大型チビタマムシ。局地的に分布しケヤキの葉を食べる。
2014.11月ka
キタドウイロチビタマムシ
Trachys pecirkai
Obenberger, 1925
○
分布:北海道から九州・対馬〜朝鮮・中国・ロシア
○
全長:3.0〜4.2mm
○
時期:
大型のチビタマムシでハルニレの葉を食べる。
2010.8.4(中津市)
クズノチビタマムシ
Trachys auricollis
E.Saunders, 1873
○
分布:本州から九州・屋久島〜台湾・中国・ベトナム・インド
○
全長:3〜4mm
○
時期:
大型のチビタマムシで肩部が広がっています。クズの葉上でよくみられる普通種。
2011.8.14(久住町)
ヤナギチビタマムシ
Trachys minuta salicis
(Lewis, 1892)
○
分布:北海道から九州
○
全長:3.2mm
○
時期:
大型のチビタマムシの仲間です。上翅は銅黒色で白の2横帯が強く波曲しています。ヤナギ類の植物で見られます。
2011.9.13(湯布院町)
マメチビタマムシ
Trachys reitteri
Obenberger, 1930
○
分布:本州から九州
○
全長:2.4〜3mm
○
時期:
黒地に褐色と白色の微毛で波型の模様となっているチビタマムシ。ヤブマメ・クズ・ダイズ等の葉を食べる。
2012.9.4(庄内町)
コウゾチビタマムシ
Trachys broussonetinae
Y.Kurosawa, 1959
○
分布:
○
全長:2.6〜4.2mm
○
時期:
コウゾ・クワ・ツルコウゾなどの葉を食べるチビタマムシ。
2011.3.20(大分市)
ナミガタチビタマムシ
Trachys griseofasciata
E.Saunders, 1873
○
分布:本州から九州〜朝鮮・中国
○
全長:2.6〜4mm
○
時期:
銅色に白い波模様の入った小さなチビタマムシ。成虫・幼虫共にケヤキ・エノキ等の葉を食べる。成虫は葉の外側をかじる。幼虫は葉の中を食べる為、跡が白くなる。冬はケヤキ等の樹皮下で越冬する。
2014.9.3(臼杵市)
ヤノナミガタチビタマムシ
Trachys yanoi
Y.Kurosawa, 1959
○
分布:本州から九州〜朝鮮・中国
○
全長:3〜4mm
○
時期:
ナミガタチビタマムシに似ている。白い波模様はくっきりとしている。成虫・幼虫共にムクノキの葉を食べる。
2010.12.18(宇佐市)
2014.9.3(臼杵市)
マルガタチビタマムシ
Trachys inedita
E.Saunders, 1873
○
分布:関東以西
○
全長:mm
○
時期:
ヤノナミガタチビタマムシに似ているが白い波模様ははっきりしなくて、前胸背の端が丸みをおびる。成虫・幼虫共にムクノキの葉を食べるがやや少ない。
2011.9.10(玖珠町)
ヌスビトハギチビタマムシ
Trachys tokyoensis
Obenberger, 1940
○
分布:本州から九州
○
全長:2.3〜3.1mm
○
時期:
体は黄銅色に輝く地色に白い波模様が入るチビタマムシ。ヌスビトハギを食べる。
2014.10.2(大分市)
ウメチビタマムシ
Trachys inconspicua
E.Saunders, 187
3
○
分布:本州から九州
○
全長:3mm弱
○
時期:8月〜5月(成虫越冬)
暗い赤銅色の小型チビタマムシ。ウメ・スモモ・アンズ等の葉を食べる。
2010.10.16(大分市)
アカガネチビタマムシ
Trachys tsushimae
Obenberger, 1922
○
分布:本州から九州
○
全長:3〜3.5mm
○
時期:8月〜6月(成虫越冬)
金属光沢の強い赤銅色に白い模様の入った小さなチビタマムシの仲間です。成虫も幼虫もウツギなどの葉を食べる。成虫は葉の外側をかじる。幼虫は葉の中を食べる為、跡が白くなる。
2011.4.9(大分市)
ダンダラチビタマムシ
Trachys valiolaris
E.Saunders, 1873
○
分布:本州から九州
○
全長:3〜4.2mm
○
時期:
いろいろな色彩の混じった綺麗なチビタマムシです。カシ・ナラ・クヌギ・カシワ等の葉を食べる。
2011.5.13(屋久島)
オオダンダラチビタマムシ
Trachys dilaticeps
Gebhardt, 1928
○
分布:九州南部から琉球列島
○
全長:3.5〜5mm
○
時期:
サシゲチビタマムシによく似て、さらに南方に分布する。
2011.4.10(臼杵市)
サシゲチビタマムシ
Trachys robusta
E.Saunders, 1873
○
分布:本州中部以西・四国・九州
○
全長:3.6〜4.6mm
○
時期:
褐色と白の微毛に覆われたチビタマムシです。スダジイの葉を食べる。
2011.6.26
クロチビタマムシ九州亜種(旧スミレチビタマムシ)
Trachys pseudoscrobiculata shirozui
Y. Kurosawa
○
分布:九州(本州・九州)
○
全長:2.4mm
○
時期:
都道府県RDB:大分県絶滅危惧TB類(EN)
2012.10.6(豊後高田市)
ヒラタチビタマムシ
Habroloma (Parahobroloma) elegantulum
(E.Saunders, 1873)
○
分布:本州から九州・対馬〜朝鮮・中国
○
全長:2.4〜3.0mm
○
時期:9月〜
金属光沢のある黒褐色の体に白い微毛の生えた小型ヒラタチビタマムシ。山地の林縁などでナワシロイチゴ・ナガバモミジイチゴ等イチゴ類の葉を食べる。
2011.6.26(湯布院町)
2012.8.22(庄内町)
ヒコサンヒラタチビタマムシ?
Habroloma (Parahobroloma) hikosanense
?
○
分布:九州
○
全長:mm
○
時期:
2012.10.9(佐伯市)
シロウズヒラタチビタマムシ
Habroloma (Parahobroloma) kagosimanum
(Obenberger)
○
分布:四国・九州から屋久島
○
全長:mm
○
時期:
上翅側部のえぐれが大きなヒラタチビタマムシ。低地から山地のホウロクイチゴ・フユイチゴの葉で見られる。沿岸部ほど個体数は多くなる。
2012.10.2(豊後高田市)
ナガヒラタチビタマムシ
Habroloma (Parahobroloma) yuasai
○
分布:本州から九州・対馬〜朝鮮
○
時期:9月〜
ヒラタチビタマムシに似ているが全身黄銅色がかっている。山地でノグルミの葉を食べる。やや局地的分布。
2012.10.6(豊後高田市)
2012.10.6(豊後高田市)
2011.4.21(大分市)
ルイスヒラタチビタマムシ
Habroloma (Parahabroloma) lewisii
Yano, 1952
○
分布:本州・四国・九州〜朝鮮・中国
○
全長:2.8mm
○
時期:4月〜7月
独特の模様のヒラタチビタマムシの仲間で、上翅には金色の縁取りのある半円状の青藍色の紋があります。河川敷などのノイバラでみられます。
2012.10.9(佐伯市)
ツマキヒラタチビタマムシ
Habroloma (Parahobroloma) eximium
○
分布:本州以南〜台湾
○
全長:mm
○
時期:9月〜
ピンク色の金属光沢のあるボディーに白い微毛の生えた美しいヒラタチビタマムシ。山地でハイノキ類の葉を食べる。
2011.4.3(庄内町)e
ハイイロヒラタチビタマムシ
Habroloma (Parahobroloma) griseonigrum
(E.Saunders, 1873)
○
分布:本州から九州
○
全長:3mm
○
時期:9月〜
体は黒で灰白色の微毛が生え、背中がV字状の斑紋になるヒラタチビタマムシの仲間。カシ・クヌギの葉を食べる。
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