春夏秋冬の
昆虫写真館
クワガタムシの仲間
クロツヤムシ科・クワガタムシ科
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クロツヤムシ科 (Passalidae )
2010.5.29(九重町)e
ツノクロツヤムシ
Cylindrocaulus patalis
(Lewis, 1833)
○
分布:四国・九州
○
全長:17〜20mm
○
時期:
クワガタムシ科 (Lucanidae)
クワガタムシ亜科 (Lucaninae)
♂2011.11.23(湯布院町)
マダラクワガタ
Aesalus asiaticus asiaticus
Lewis
○
分布:北海道から九州・屋久島
○
全長:5mm前後
○
時期:一年中
小さく丸いクワガタの仲間で頭部が小さい。体色は赤褐色で上翅には黒点が散らばる。成虫も幼虫も赤腐れした朽木の中にすむ。
♀2011.11.23(湯布院町)
♂2016年宮崎さん撮影
ミナミツヤハダクワガタ
(ツヤハダクワガタ四国・九州亜種)
Ceruchus lignarius nodai
F
ujita, 1987
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分布:四国・九州(北海道から九州)
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全長:12mm前後
○
時期:
標高1000〜2000mの高山帯に生息する。
♂2010.5.16(九重町)e
キュウシュウコルリクワガタ
Platycerus viridicuprus kanadai
Kubota, 2008
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分布:九州
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全長:10mm前後
○
時期:
ニセコルリクワガタの九州個体群が新たに別種として新種記載されました。全身金属光沢で美しい小さなクワガタムシです。♂の大アゴは小さく、♀より少し大きい程度です。短命なのでペットとしての飼育には不向きです。
♂2011.11
オオルリクワガタ(旧ルリクワガタ)
Platycerus delicatulus
Lewis, 1883
○
分布:本州から九州
○
全長:♂10〜14mm、♀9〜12mm前後
○
時期:
以前ルリクワガタとよばれていましたが、種名が変更されました。♂の大あごはルリクワガタの中では大きく立派です。
♀2010.5.30(九重町)e
飼育2012.9.24
マメクワガタ
Figulus punctatus
Waterhouse, 1873
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分布:本州以南
○
全長:10mm前後
○
時期:一年中
チビクワガタによく似たクワガタムシで、チビクワガタよりも前胸背の溝は太くて長く点刻が全体に広がる。大顎の性的二型は発達しない為、外見で♂♀を見分けるのは難しい。林床に埋もれそうな広葉樹の細い朽木の中にすむ。
2016年宮崎さん撮影
大型♂2011.8.29(庄内町)
オニクワガタ
Prismognathus angularis angularis
Waterhouse, 1874
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分布:北海道から九州
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全長:♂20〜24mm、♀20〜21mm
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時期:8月
♂のオオアゴは小さく上向きに反り返った小型のクワガタ。ブナ林帯にすみ、幼虫は朽ちた大木を食べる。九州南部には亜種キュウシュウオニクワガタが分布する。
小型♂2011.8.28(庄内町)
♀2011.8.29(庄内町)
♂2012.6.3(宇目町)
ネブトクワガタ
Aegus subnitidus subnitidus
Waterhouse, 1873
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分布:本州から奄美大島・対馬
○
全長:♂16〜28mm、♀16〜18mm
○
時期:
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
♂大型2010.6.20(大分市)
コクワガタ
Dorcus rectus kobayashii
(Fujita et Ichikawa, 1985)
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分布:日本全土〜朝鮮
○
全長:
○
時期:5月〜8月(一年中)
中形のクワガタで体は黒く光沢は強くありません。スジクワガタに良く似ています。最も普通のクワガタでカシ・クヌギ・ナラなどの樹液を吸います。またこれらの木の洞にも潜みます。
♂小型2003.7.3(春野町)
♀2007.8.18(大分市)
♂大型2010.7.10(野津町)
スジクワガタ
Dorcus striatipennis striatipennis
(Motschulsky, 1861)
○
分布:北海道から屋久島・対馬
○
全長:♂18〜30mm・♀14〜20mm
○
時期:
♂小型2010.7.10(野津町)
♀2012.6.6(庄内町)
♂2011.7.23(上津江村)
アカアシクワガタ
Dorcus (Nippondorcus) rubrofemoratus
Vollenhoven, 1865
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分布:北海道から九州・対馬
○
全長:♂27〜42mm・♀24〜32mm
○
時期:
♂2012.7.15(宇目町)
♀2012.7.15(宇目町)
♂大型2009.6.18(大分市)e
ヒラタクワガタ
Dorcus titanus pilifer
Vollenhoven, 1861
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分布:関東以南
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全長:
○
時期:6月〜8月
大形のクワガタで体は黒い。♂の大型個体は光沢がなく角の内側がノコギリ状になってますが、♂の小型個体は光沢が強くノコギリ状になってません。カシ・クヌギ・ハルニレなどの樹液を吸い、これらの木の洞にも潜み、成虫は2〜3年生きるといわれる。日本から東南アジア一帯に分布し、25亜種に分類される。
♂2011.11.20(沖永良部島)
オキノエラブヒラタクワガタ
(ヒラタクワガタ沖永良部島亜種)
Dorcus titanus okinoerabuensis
(Fujita et Ichikawa, 1985)
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分布:沖永良部島
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全長:
○
時期:
ヒラタクワガタの沖永良部島亜種。金色の体毛が生えるのが特徴。
♂2018年金只さん撮影
キュウシュウヒメオオクワガタ
(ヒメオオクワガタ九州亜種)
Dorcus montivagus adachii
(Fujita et Ichikawa, 1987)
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分布:九州(北海道から九州)
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全長:♂32〜52mm・♀28〜38mm
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時期:6月〜10月
ヒメオオクワガタの九州亜種。幼虫はブナ・ミズナラ・オニグルミ・イタヤカエデ等の立ち枯れ・倒木を食べる。
♂2016年宮崎さん撮影
奇形?♀2018年7月金只さん撮影
♂大型2008.7.10(大分市)
ノコギリクワガタ
Prosopocoilus inclinatus inclinatus
(Motschulsky, 1857)
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分布:日本全土〜朝鮮
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全長:♂36〜71mm・♀24〜30mm
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時期:6月〜9月
大形のクワガタで体全体赤みをおびています。♂の大きな個体は牛の角のように湾曲しますが、小さな個体は短くノコギリ状になっています。平地でよくみられます。燈火にもよく飛んできます。
♂中型2003.7.9(春野町)
♀2008.8.26(由布市)
♂小型2008.9.6(庄内町)
♀2012.8.12(湯布院町)
♂2012.8.10(庄内町)
ミヤマクワガタ
Lucanus maculifemoratus maculifemoratus
Motschulsky, 1861
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分布:北海道から九州
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全長:♂43〜72mm・♀32〜39mm
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時期:
♂2009.7.12(庄内町)
♀2009.8.29(庄内町)
♂2008.9.26(大分市)
♀2012.8.10(庄内町)
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