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カミキリムシの仲間(2)
カミキリムシ科(ミヤマ・トビイロ・アメイロ・スギ・アオ・トラ・ベニ等)
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カミキリムシ科 (Cerambycidae)
カミキリ亜科
(Cerambycinae)
2008.7.3(大分市)
アオスジカミキリ
Xystrocera globosa
(Olivier, 1795)
○
分布:本州から九州・対馬〜朝鮮・東南アジア・エジプト・ハワイ
○
体長:15〜35mm
○
時期:6月〜9月
褐色に緑色の縦線が入るカミキリで全体に光沢があります。幼虫はネムノキの枯れ木を食べます。燈火にもよく飛来します。
2008.7.10(大分市)
ミヤマカミキリ
Neocerambyx raddei
Blessig, 1872
○
分布:本州から九州・対馬・屋久島〜朝鮮・東シベリア
○
体長:34〜57mm
○
時期:7月〜8月
黄褐色で大型のカミキリです。夜行性で灯火にも飛来します。幼虫はクリ・カシ・ケヤキ・クヌギ・イチジク・クワ・リンゴなどの幹を加害します。
2011.6.19(米水津村)e
キイロミヤマカミキリ
Margites fulvidus
(Pascoe, 1858)
○
分布:本州以南〜朝鮮・中国・台湾
○
体長:12〜19mm
○
時期:
ミヤマカミキリに似た小型のカミキリ。沿岸部の山地に生息する。幼虫はスダジイ・ツブラジイの枯枝を食べる。
2010.5.4(野母崎町)
キマダラ(ミヤマ)カミキリ
Aeolesthes chrysothrix chrysothrix
(Bates, 1873)
○
分布:本州から八重山諸島
○
体長:22〜35mm
○
時期:
大型のカミキリです。体色は全体が赤褐色で、ビロード状の薄い黄褐色の模様があります。夜行性で灯火にも飛来します。
材2014年4月ka
ベーツヤサカミキリ
Leptoxenus ibidiiformis
Bates, 1877
○
分布:本州から九州・対馬〜朝鮮・台湾
○
体長:10.5〜15mm
○
時期:
幼虫はカゴノキ・クスノキ等の枯木を食べる。
2009.7.12(庄内町)
トビイロカミキリ
Allotraeus sphaerioninus
Bates, 1877
○
分布:本州からトカラ列島・対馬
○
体長:11〜17mm
○
時期:4月〜8月
体は褐色で触角・肢が黒の細長いカミキリです。アメイロカミキリに似ていますが、体が大きく触角も黒いので見分けられます。幼虫はカゴノキ・アブラチャンなどを食べます。
2012.8.13(宇目町)
トゲヒゲヒメカミキリ(トゲヒゲトビイロカミキリ)
Allotraeus rufescens
(Pic, 1923)
○
分布:本州から屋久島・対馬
○
体長:11〜17mm
○
時期:
身体全体が赤褐色の小さなカミキリです。肢のモモが太く、触角の節ごとにトゲがあります。
2010.6.20(庄内町)e
ヨツボシカミキリ
Stenygrinum quadrinotatum
Bates, 1873
○
分布:北海道から奄美大島・対馬
○
体長:8〜14mm
○
時期:
体色は赤褐色で、上翅に白紋が左右2個づつ計4つあるカミキリです。昔は伐採木で普通に見れた種のようですが、最近は激減しているようです。
環境省カテゴリ:絶滅危惧U類(VU)
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
2016年(豊後高田市)金只さん撮影
テツイロヒメカミキリ
Ceresium sinicum sinicum
White, 1855
○
分布:本州・九州〜台湾・中国・タイ
○
体長:9〜13mm
○
時期:
幼虫はアカメガシワ・ケヤキ・イチョウ・ソメイヨシノ等を食べる。
2015.8.8(宇目町)
ヒゲナガヒメカミキリ
Ceresium longicorne
Pic, 1926
○
分布:本州以南〜台湾
○
体長:6〜12.5mm
○
時期:
幼虫はウバメガシ・オオバヤシャブシ・イタジイ等を食べる。
2012.7.14(米水津村)
ヨコヤマヒメカミキリ
Ceresium holophaeum
Bates, 1873
○
分布:北海道から沖縄・対馬
○
体長:10〜11mm
○
時期:
2010.7.3(緒方町)e
アメイロカミキリ
Stenodryas clavigera clavigera
Bates, 1873
○
分布:本州から八重山諸島
○
体長:8〜11mm
○
時期:
2012.7.15(九重町)e
ナカネアメイロカミキリ
Obrium nakanei
Ohbayashi, 1959
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
2011.6.4(湯布院町)e
サドチビアメイロカミキリ
Obrium obscuripenne takakuwai
Niisato, 2006
○
分布:北海道から九州
○
体長:3.5〜6mm
○
時期:
体全身赤褐色をしたアメイロカミキリの仲間。幼虫はヤチダモを食べる。
2011.6.4(湯布院町)e
カッコウメダカカミキリ
Stenhomalus (Stenhomalus) cleroides
Bates, 1873
○
分布:本州から九州
○
体長:6〜8mm
○
時期:
幼虫はアケビ・フジ・クヌギ等の枯枝を食べる。
材2013年ka
タイワンメダカカミキリ
Stenhomalus (Stenhomalus) taiwanus
Matsushita, 1933
○
分布:本州以南
○
体長:4.5〜7.5mm
○
時期:
低地から山地まで普通にみられます。幼虫はサンショウ・カラスザンショウ等の枯枝を食べる。
2012.5月金只さん撮影
トワダムモンメダカカミキリ
Stenhomalus (Stenhomalus) japonicus
(Pic, 1904)
○
分布:北海道から九州
○
体長:mm
○
時期:
材2014年ka
キイロメダカカミキリ
Stenhomalus (Stenhomalus) nagaoi
Hayashi, 1961
○
分布:本州からトカラ列島
○
体長:3.0〜5.5mm
○
時期:
幼虫はアセビ・カゴノキの枯枝を食べる。
2011.6.19(宇目町)e
トラフホソバネカミキリ
Thranius variegatus variegatus
Bates, 1873
○
分布:北海道からトカラ列島・対馬
○
体長:16〜22mm
○
時期:
2010.7.5(湯布院町)
ミドリカミキリ
Chloridolum (Leontium) viride
(Thomson, 1864)
○
分布:北海道から屋久島・対馬
○
体長:15〜21mm
○
時期:
綺麗なアオカミキリの仲間です。金緑色から赤や桃色の金属光沢のある体色で、体型は細長く肢が長い。ウツギなどの花に集まる。幼虫はクヌギ・コナラ・クリなどの伐採木を食べます。
2014.7月(大分県)金只さん撮影
オオアオカミキリ
Chloridolum (Chloridolum) thaliodes
Bates, 1884
○
分布:北海道から九州・対馬〜朝鮮・中国
○
体長:22〜31mm
○
時期:
アオカミキリ・ムラサキアオカミキリによく似たカミキリで触角は長い。触角第1節にトゲがある。幼虫はサワグルミ・ハルニレ・ドロノキ等を食べる。
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
低地型2009.6.6(大分市)
ムラサキアオカミキリ
Schwarzerium viridicyaneum
Hayashi, 1956
○
分布:九州・屋久島
○
体長:40mm前後
○
時期:
大型の九州産アオカミキリは、近年ムラサキアオカミキリとして独立種になりました。九州南部では体色が紫色の金属光沢をしています。その他の地域では、低地では赤味が山地では緑味が強い体色となる。幼虫は生木のカエデ類を食害します。
環境省カテゴリ:準絶滅危惧(NT)
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
山地型2012.7.21(宇目町)
2010.8.22(湯布院町)
ルリボシカミキリ
Rosalia (Rosalia) batesi
Harold, 1877
○
分布:北海道から屋久島
○
体長:16〜30mm
○
時期:6月〜9月
日本を代表する甲虫の一つとして挙げられる日本固有種のカミキリです。緑かかった青から薄い水色まで個体差がある。黒い斑紋の大小もさまざまです。触角は節ごとに青と黒に色分けされ、黒い部分は短毛の束になっています。幼虫はブナ・クルミ類などの枯れ木を食べます。
2011.6.27(湯布院町)e
クスベニカミキリ
Pyrestes nipponicus
Hayashi, 1987
○
分布:本州から屋久島・対馬
○
体長:15〜18mm
○
時期:
2010.5.9(九重町)
ヒメスギカミキリ
Callidiellum rufipenne
(Motschulsky, 1860)
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:10〜20mm
○
時期:
2010.5.9(九重町)
2010.5.9(九重町)
2019.6.5(小国町)
チャイロホソヒラタカミキリ(クビアカルリヒラタカミキリ)
Phymatodes (Phymatodes) testaceus
(Linnaeus, 1758)
○
分布:北海道から九州
○
体長:8〜15mm
○
時期:5月〜7月
色彩変異があり藍色タイプと褐色タイプがある。幼虫はコナラ・ミズナラ等の伐採木・薪を食べる。
材2013.3.28(豊後大野市)
アカネカミキリ
Phymatodes (Poecilium) maaki
(Kraatz, 1873)
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:6〜9mm
○
時期:4月〜6月
上翅に赤色と2本の乳白色の横線があるヒラタカミキリの仲間。幼虫はブドウ類・フジ・サルナシ等の枯枝を食べる。
2011.4.29(久住町)e
ヨツボシチビヒラタカミキリ
Phymatodes (Poecilium) quadrimaculatum
(Gressitt, 1935)
○
分布:本州から九州
○
体長:3.5〜6mm
○
時期:
材2013.4.10ka
シロオビチビヒラタカミキリ
Phymatodes (Paraphymatodes) albicinctus
Bates, 1873
○
分布:北海道から屋久島
○
体長:4〜11mm
○
時期:
ヨツボシチビヒラタカミキリに似ているが、白い横線が一本入る。幼虫はブドウ類・フジ・サルナシ等の枯れ蔓を食べる。
材2013.8月ka
キュウシュウチビトラカミキリ
Perissus kiusiuensis kiusiuensis
Ohbayashi, 1958
○
分布:本州からトカラ列島
○
体長:6〜11.5mm
○
時期:
南方系のトラカミキリで主に沿岸域に見られるが分布は局地的。幼虫はスダジイ・ウバメガシ・シャリンバイ・アカメガシワ等の枯枝を食べる。
2008.6.5(由布市)
クビアカトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) rufilius
Bates, 1884
○
分布:日本全土〜朝鮮
○
体長:7〜13mm
○
時期:6月〜9月
頭部は黒、前胸は赤く、上翅は黒とベージュのトラカミキリです。クヌギのほだぎでみられました。幼虫はヤチダモ・カエデ類に寄生します。
2011.8.22(庄内町)
ブドウトラカミキリ
Xylotrechus (Xyloclytus) pyrrhoderus pyrrhoderus
Bates, 1873
○
分布:本州から九州・対馬〜朝鮮
○
体長:9〜14mm
○
時期:8月〜9月
クビアカトラカミキリによく似たカミキリで、上翅付け根付近の黄色斑がXのようになる。幼虫はノブドウ・ヤブガラシや栽培種のブドウの茎を食害する。
2010.8.15(緒方町)e
トラフカミキリ
Xylotrechus (Xyloclytus) chinensis kurosawai
(Fujita, 2010)
○
分布:北海道から沖縄・対馬
○
体長:15〜25mm
○
時期:6月〜9月
ハチに良く似たトラカミキリです。クワ・ヤマグワの生木に集まります。昔、養蚕が盛んだった頃はクワの木がたくさん植えられこのカミキリも多かったそうです。最近ではクワの木の減少とともに、トラフカミキリも減ったようです。
2010.8.4(湯布院町)
ヤノトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) yanoi
Gressitt, 1934
○
分布:本州中部以南〜朝鮮
○
体長:16〜19mm
○
時期:7月〜9月
ハチに良く似たトラカミキリです。エノキの衰弱木・立ち枯・伐採木に集まります。分布は局地的です。
2009.6.23(庄内町)
ウスイロトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) cuneipennis
(Kraatz, 1879)
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:10〜20mm
○
時期:6月〜8月
普通に見られる種です。頭部と胸部は黒、上翅は黒褐色から黒色で薄い白線があります。この白線は古くなるとなくなることもあります。幼虫はカシ類・ヤシャブシ・サカキ・ヤマザクラ・オニグルミ等の伐採木を食べます。
2011.5.25(野津町)e
ムネマダラトラカミキリ
Xylotrechus (Xyloclytus) grayii grayii
(White, 1855)
○
分布:北海道から八重山諸島
○
体長:9〜15mm
○
時期:
材2014.4月ka
ズマルトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) lautus lautus
(Matsushita, 1933)
○
分布:本州中部から屋久島
○
体長:5〜8mm
○
時期:
幼虫はウバメガシ・アカメガシワ・カゴノキ・カラスザンショウ等の枯枝を食べる。
2012.7.8(湯布院町)
ニイジマトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) emaciatus
Bates, 1884
○
分布:本州から屋久島・対馬
○
体長:9〜14mm
○
時期:6月〜8月
♀2014年(大分県)金只さん採集
オオトラカミキリ
Xylotrechus (Ootora) villioni
(Villard, 1882)
○
分布:千島列島から九州
○
体長:21〜27mm
○
時期:8月〜9月
大型のトラカミキリ。♂の前胸背は黒っぽく、♀では黄褐色地に黒の十字模様となる。幼虫はモミ・エゾマツ・トドマツの生木の幹などを食べる。
2013.2.4(豊後大野市)
アカネトラカミキリ
Brachyclytus singularis
Kraatz, 1879
○
分布:北海道から屋久島・対馬〜朝鮮・ロシア・中国
○
体長:8〜12mm
○
時期:
幼虫はノブドウ・サルナシの枯つるを食べる。
2011.7.10(九重町)e
キスジトラカミキリ
Cyrtoclytus caproides caproides
(Bates, 1873)
○
分布:北海道から屋久島・対馬
○
体長:10〜18mm
○
時期:
2012.4
クリストフコトラカミキリ
Plagionotus christophi
(Kraatz, 1879)
○
分布:本州・九州
○
体長:11〜16mm
○
時期:
2010.5.29(九重町)e
ヨコヤマトラカミキリ
Epiclytus yokoyamai
(Kano, 1933)
○
分布:本州から九州
○
体長:7〜10mm
○
時期:
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
2008.5.26(由布市)
キイロトラカミキリ
Grammographus notabilis notabilis
(Pascoe, 1862)
○
分布:本州から屋久島・対馬
○
体長:13〜21mm
○
時期:
鮮黄色に黒紋の模様が入った細いトラカミキリです。伐採木などの上をすばやく歩き回ります。幼虫はクヌギ・コナラなどの枯れ木を食べます。
2010.8.15(緒方町)
フタオビミドリトラカミキリ
Chlorophorus muscosus
(Bates, 1873)
○
分布:北海道から沖縄・対馬
○
体長:9〜15mm
○
時期:5月〜8月
全身が緑かかった黄色のトラカミキリで、上翅の黒紋は消失することもあります。海流により分布拡大した種で、沿岸部では普通に見れます。幼虫はアカメガシワ・クサギ・スダジイなどを食べます。
2010.7.30(佐賀関町)
ヨツスジトラカミキリ
Chlorophorus quinquefasciatus
(Castelnau et Gory, 1841)
○
分布:本州から八重山諸島
○
体長:13〜18mm
○
時期:
地色は薄黄色から橙色で、黒線が入ったトラカミキリです。上翅(エリトラ)に4つの横筋が入ったような模様をしています。幼虫は多彩な広葉樹・スギ・クロマツなどを食べます
2010.5.30(九重町)e
カンボウトラカミキリ
Rhabdoclytuss acutivittis inscriptus
(Bates, 1844)
○
分布:本州から九州
○
体長:12〜18mm
○
時期:5月〜8月
黄褐色の細長いトラカミキリの仲間です。胸部の斑紋で見分けられます。カンボウとは北朝鮮の山の名前に由来しています。
2015.7.9(大分市)
タケトラカミキリ
Chlorophorus annularis
(Fabricius, 1787)
○
分布:本州から八重山諸島〜中国・インド・ニューギニア
○
体長:9〜15mm
○
時期:7月〜8月
黄灰色に黒い模様の入ったトラカミキリです。新しく伐ったタケ類・トウモロコシの茎に産卵します。
♀2012.6.11(別府市)
エグリトラカミキリ
Chlorophorus japonicus
(Chevrolat, 1863)
○
分布:北海道から九州、対馬
○
体長:9〜13mm
○
時期:成虫は5〜8月
最も普通に見れるカミキリの1つで、灰色または黄灰色に黒の模様の入ったトラカミキリです。いろいろな花上、薪材等に集まります。幼虫はフジ・ブドウ・ヤマハゼ・ナラ等に寄生します。
2010.7.1(九重町)
2011.6.8(湯布院町)e
キンケトラカミキリ
Clytus auripilis
Bates, 1884
○
分布:北海道から九州
○
体長:9.5〜13.5mm
○
時期:
2012.7.19(宇目町)
ホソトラカミキリ
Rhaphuma xenisca
Bates, 1884
○
分布:北海道から九州
○
体長:7〜11mm
○
時期:
2012.6.9(湯布院町)
トゲヒゲトラカミキリ
Demonax transilis
Bates, 1884
○
分布:北海道から屋久島・対馬
○
体長:7〜12mm
○
時期:5月〜7月
灰色に黒い模様のはいったトラカミキリです。カエデ類・ガマズミ類等の花に集まり、幼虫はカナクギノキ・ヒノキに寄生します。
2010.7.2(湯布院町)e
トガリバアカネトラカミキリ
Anaglyptus(Anaglyptus) niponensis
Bates, 1884
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:8〜11mm
○
時期:5月〜7月
頭部と胸部は黒く、上翅には黒・赤・白の模様のあるトラカミキリ。マツシタトラカミキリによく似ている。花や伐採木などに集まります。
2011.6.8(湯布院町)e
マツシタトラカミキリ
Anaglyptus(Anaglyptus) matsushitai
Hayashi, 1955
○
分布:北海道から九州
○
体長:10〜13mm
○
時期:
2011.6.14(庄内町)
シラケトラカミキリ
Clytus melaenus
Bates, 1884
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:8〜11mm
○
時期:5月〜7月
体は光沢のある黒色で、白線が入ったトラカミキリです。本州中部以北にはよく似たシロオビトラカミキリが生息する。薪や伐採木に集まります。
2023.3月(大分市)金只さん撮影
ヤマトシロオビトラカミキリ
Kazuoclytus lautoides
(Hayashi)
○
分布:本州から九州(大分・鹿児島)
○
体長:7.5〜11.5mm
○
時期:4月〜6月
幼虫はモミ・ツガを食べる。シラケトラカミキリによく似ている。分布は局地的。
2010.6.24(九重町)
ヒメクロトラカミキリ
Rhaphuma diminuta
(Bates, 1874)
○
分布:北海道から沖縄・対馬
○
体長:4〜8mm
○
時期:5月〜7月
体は光沢のある黒色で、白線が入ったトラカミキリです。幼虫はヤシャブシ等の枝に寄生する。
2010.5.9(庄内町)e
シロトラカミキリ
Paraclytus excultus
Bates, 1884
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:10〜15mm
○
時期:
2012年
アカジマトラカミキリ
Anaglyptus(Akajimatora) bella
(Matsumura et Matsushita, 1933)
○
分布:本州から九州
○
体長:12〜17.5mm
○
時期:8月〜9月
地色が赤で黒い縞のある綺麗なトラカミキリです。トラカミキリ類にしては遅く、晩夏から初秋に発生する。かなり局地的な分布であまり見られません。幼虫はケヤキ・エゾエノキの大木の枯れ枝などを食べる。
同上2012年
2010.9.18
2010.7.22(庄内町)
タキグチモモブトホソカミキリ
Cleomenes takiguchii
Ohbayashi, 1936
○
分布:紀伊半島・四国・九州・屋久島・八丈島
○
体長:7〜12.5mm
○
時期:7月
黒地に黄褐色の模様の入るホソカミキリです。幼虫はカゴノキの枯れ枝などを食べます。局地的な分布で珍しい種です。
材2014年ka
ケナガカミキリ
Artimpaza setigera japonica
(Pic, 1928)
○
分布:山口県・四国・九州から沖縄諸島
○
体長:9〜11mm
○
時期:6〜7月
2010.7.7(湯布院町)
ホタルカミキリ
Dere thoracica
White, 1855
○
分布:本州から九州・対馬〜朝鮮・中国・ラオス
○
体長:7〜10mm
○
時期:
小さくて綺麗なカミキリで胸部が赤いことからホタルと名づけられてます。枯れ枝にたくさん集まり、気ぜわしく這い回ります。
2009.5.23(久住町)
ベニカミキリ
Purpuricenus(Sternoplistes) temminckii
(Guerin-Meneville, 1844)
○
分布:北海道から九州、対馬
○
体長:13〜17mm
○
時期:成虫は4〜8月
赤くてきれいなカミキリムシで、よく飛びいろいろな花上に集まります。幼虫は竹・竹材を食べます。良く似たヘリグロベニカミキリは前胸背板側縁が黒い。
2017年4月(宇目町)金只さん撮影
ヘリグロベニカミキリ
Purpuricenus(Sternoplistes) spectabilis
Motschulsky, 1857
○
分布:北海道から屋久島〜朝鮮・中国
○
体長:13.5〜19mm
○
時期:
ベニカミキリに良く似ている。幼虫はイタヤカエデ・アブラチャン・シロモジ等を食べる。
2015年5月
モンクロベニカミキリ
Purpuricenus(Sternoplistes) lituratus
Ganglbauer, 1886
○
分布:本州から九州、対馬〜朝鮮・ロシア極東・中国
○
体長:17〜23mm
○
時期:5月
赤く綺麗なベニカミキリの仲間。幼虫はクヌギ・コナラの枯れ枝を食べる。
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