ハムシの仲間５

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			ハムシの仲間（５）ハムシ科（カミナリハムシ・トビハムシ・ノミハムシ等）		昆虫トップページ

　ハムシ科 (Chrysomelidae)　
　ノミハムシ亜科 (Alticinae)

２０１１．９．１（挾間町）	カミナリハムシ Altica cyanea (Weber, 1801) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．４．１７（大分市）	コカミナリハムシ Altica viridicyanea (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：カミナリハムシの仲間で良く似ている。ゲンノショウコの葉を食べる。
２０１１．８．１４（久住町）	アザミカミナリハムシ Altica cirsicola Ohno, 1960 ○分布：北海道から八重山諸島 ○体長：3～4.5mm ○時期：体全身が紺色または緑色の金属光沢のある黒のカミナリハムシ。アザミ類の葉を食べる。カミナリハムシの仲間はどれも良く似ているので注意。
２０１１．８．１４（久住町）	アカバナカミナリハムシ（アカバナトビハムシ） Altica oleracea (Linnaeus, 1758) ○分布： ○体長：mm ○時期：体全身が紺色の金属光沢のある黒のカミナリハムシ。オオマツヨイグサ（アカバナ類）の葉を食べる。
♂２０１２．７．１４（佐伯市）	ミズタマソウカミナリハムシ Altica circaeae Ohno, 1960 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．１０．９（蒲江町）	ウスグロチビカミナリハムシ Ogloblinia flavicornis (Baly) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２００９．５．２５（庄内町）	カタクリハムシ Sangariola punctatostriata (Motschulsky, 1860) ○分布：北海道から九州 ○体長：5～7mm ○時期：体の背面は赤褐色、肢・触角等は黒い長めのハムシ。カタクリ・オニユリ・ヤマユリ等の葉や球根を食べる。
２０１１．６．２（大分市）	チャバネツヤハムシ Phygasia fulvipennis (Baly, 1874) ○分布：本州から九州 ○体長：5.5mm前後 ○時期：体色は上翅が赤褐色で他の部分が黒いハムシ。沿岸部の山地などで大型セリ科植物・ガガイモ・ヘクソカズラなどの葉を食べる。
２０１３．５．２９（湯布院町）	フタホシオオノミハムシ Pseudodera xanthospila Baly, 1862 ○分布：本州から九州 ○体長：6～7.5mm ○時期：体は赤く上翅に白い紋のある大型ノミハムシ。サルトリイバラを食べる。
２０１１．４．７（挾間町）	アオグロツヤハムシ Oomorphoides nigrocaeruleus (Baly, 1873) ○分布：北海道から九州・対馬 ○体長：3.5mm前後 ○時期：微妙に紺色の光沢のある黒っぽいツヤハムシ。山地でハリギリ・カクレミノなどの葉を食べる。
２０１１．９．１０（玖珠町）	ドウガネツヤハムシ Oomorphoides cupreatus (Baly, 1873) ○分布： ○体長：2.3mm前後 ○時期：銅色の金属光沢があるツヤハムシ。山地にすみタラノキの葉を食べる。
２０１３．５．１７（庄内町）	ヒメツヤハムシ Oomorphoides japanus Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１１．５．３０（九重町）	ホオノキセダカトビハムシ Lanka magnoliae (Chujo et Ohno, 1961) ○分布：本州・九州 ○体長：mm ○時期：体色は変異があり、頭部から上翅まで赤いものから黒の混じったもの等がある。山地でホオノキの葉を食べる。
２０１３．６．４（庄内町）
２０１２．５．２２（庄内町）	トホシニセマルトビハムシ Schenklingia kasuga Nakane ○分布： ○体長：mm ○時期：黄褐色の上翅の会合部は黒く、10個の黒点がならんだマルトビハムシ。着生シダのノキシノブを食べる。
２０１２．１０．３（臼杵市）	ムツボシトビハムシ Ivalia bistripunctatus (Chen, 1933) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．６．２８（日田市）	ヒサゴトビハムシ Chaetocnema ingenua (Baly, 1876) ○分布：北海道から九州 ○体長：2.5～3mm ○時期：
２０１２．６．２８（日田市）
２０１２．３．２５（日田市）	ヒメドウガネトビハムシ Chaetocnema concinnicollis (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１３．３．２８（大分市）	キイチゴトビハムシ Chaetocnema discreta (Baly, 1877) ○分布： ○体長：mm ○時期：キイチゴトビハムシはキイチゴでなくクサイチゴで見られる。クサイチゴには他のトビハムシもいるので注意。
２０１３．３．２９（大分市）	クサイチゴトビハムシ Chaetocnema granulosa (Baly, 1874) ○分布： ○体長：1.8～2.0mm ○時期：種名はクサイチゴトビハムシだがクサイチゴでなくイヌタデ等の葉を食べる。
２０１３．５．１５（大分市）	ダイコンナガスネトビハムシ Psyllioides subrugosa Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１３．４．４（大分市）	ナトビハムシ（アブラナナガスネトビハムシ） Psyllioides punctifrons Baly, 1874 ○分布：北海道から九州･対馬 ○体長：3mm前後 ○時期：アブラナ科植物（キャベツ・ダイコン・ハクサイ・畑わさび等）の葉を食べる。
２０１３．７．２０（九重町）	アサトビハムシ Psyllioides attenuata (Koch, 1803) ○分布：北海道から九州 ○体長：2～2.5mm ○時期：赤銅色かかった黒のナガスネトビハムシの仲間。カナムグラなどの葉上で見られる。
２０１３．３．２８（大分市）	ナスナガスネトビハムシ Psyllioides angusticollis Baly, 1874 ○分布： ○体長：2.7mm ○時期：
２０１２．１０．４（別府市）	ルリナガスネトビハムシ Psyllioides brettinghami Baly, 1862 ○分布：本州から沖縄本島 ○体長：4mm前後 ○時期：体色がルリ色に輝く黒のナガスネトビハムシの仲間。コンロンソウ・ワルナスビ・イヌホオズキ等の葉を食べる。
２０１１．１０．２４（大分市）
♂２０１２．６．２８（日田市）	ヒロアシナガスネトビハムシ Psyllioides sasakii Takizawa ○分布： ○体長：2.5mm前後 ○時期：新種記載されたばかりの小型ナガスネトビハムシです。♂は前・中肢の黄色いふ節が幅広くなるのが特徴です。♀は広くないので同定が難しい。コンロンソウの葉を食べる。
２０１３．４．１（諫早市）	スイバトビハムシ Mantura clavareaui Heikertinger, 1921 ○分布：北海道から九州 ○体長：2.5～3mm ○時期：やや大きめの細いトビハムシで色彩変異が多い。河川敷などのスイバやギシギシの葉でよく見られる。
２０１２．９．１５（竹田市）	トゲアシトビハムシ Aphthonoides beccarii Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：mm ○時期：コアカソを食べる。
♂２０１２．４．１７（大分市）	トビハムシの1種 ○分布： ○体長：mm ○時期：アケビの葉を食べる。
♀２０１３．３．２３（大分市）	ホソルリトビハムシ Aphthonaltica angustata (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：アケビ類の葉を食べる。
２０１２．３．２５（日田市）	コミヤアシナガトビハムシ Longitarsus komiyai Ohno, 1968 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．３．２５（日田市）	ムラサキアシナガトビハムシ Longitarsus boraginicolus Ohno ○分布： ○体長：mm ○時期：斑紋には変異がある。
２０１３．３．１５（庄内町）	アカアシナガトビハムシ Longitarsus cevinus ○分布： ○体長：mm ○時期：体全体が赤褐色かかったトビハムシ。ツワブキ・フキ（ふきのとう）等の葉を食べる。
２０１２．１１．３（大分市）	クロボシトビハムシ Longitarsus bimaculatus (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：体色は黄褐色で上翅中央に黒褐色の斑紋があるがない個体もある。モクセイ科のネズミモチ・キンモクセイ・ヒイラギモクセイ等の葉を食べる。
２０１２．４．４（大分市）	オオバコトビハムシ Longitarsus scutellaris (Rey, 1873) ○分布：北海道から九州 ○体長：1.5～2mm ○時期：体は黄褐色で頭部と前胸部は濃い目、上翅の会合部と後肢は黒褐色。オオバコの葉を食べる。
２０１１．８．２７（九重町）	ヨモギトビハムシ Longitarsus succineus (Foudras, 1860) ○分布： ○体長：mm ○時期：
標本２０１４．５月（九重町）佐々木氏採集	スズキアシナガトビハムシ Longitarsus suzukii Ohno, 1968 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．６．６（庄内町）	セスジトビハムシ Lipromela minutissima (Pic) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１１．４．１５（野津原町）	サシゲトビハムシ Lipromima minuta (Jacoby, 1885) ○分布：本州から九州 ○体長：2～2.5mm ○時期：体は全身黄褐色で上翅に黒褐色紋の入った小さなトビハムシです。ヌルデ・カラムシ等の葉を食べる。
２０１２．５．３１（大分市）	ヒゲナガアラハダトビハムシ Trachytetra sordida (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：エンジュ（マメ科植物）の幼木の葉を食べていた。
２０１２．５．２２（庄内町）	ガマズミトビハムシ Zipangia obscura (Jacoby, 1885) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１３．６．３（産山村）	チビカミナリハムシ Zipangia picipes (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：グミ類の葉上で普通にみられる黒いトビハムシ。グミ類では他にも数種のトビハムシがみられる。
標本２０１４．５（上津江村）佐々木氏採集	コバンマメトビハムシ Manobia nipponica ○分布： ○体長：1.5～2mm ○時期：
２０１２．６．１０（庄内町）	ルイスコトビハムシ Manobia lewisi Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：2.2(1.8)mm ○時期：
２０１２．９．１（九重町）	カクムネトビハムシ Neocrepidodera laevicollis (Jacoby, 1885) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１１．９．１０（玖珠町）
２０１１．８．１２（庄内町）	アジサイカクムネトビハムシ（新称） Neocrepidodera satoi Takizawa ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１３．５．２７（豊後高田市）	クビボソトビハムシ Pseudoliprus hirtus (Baly) ○分布：北海道から九州 ○体長：2～3mm ○時期：クビボソハムシのような体型のトビハムシ。色彩変異があり全身赤褐色・黒色・上翅のみ黒等が見られる。山地でノブドウ・ヤマブドウ等の葉を食べる。
２０１３．５．１７（庄内町）	セスジクビボソトビハムシ Pseudoliprus suturalis (Jacoby) ○分布： ○体長：mm ○時期：山地でアオキの葉などを食べる。
２０１１．５．２４（山都町）	クワノミハムシ Luperomorpha funesta (Baly,1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．５．１０（庄内町）
２０１２．５．３１（大分市）	キアシノミハムシ Luperomorpha tenebrosa (Jacoby, 1885) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．８．３（緒方町）	クビアカトビハムシ Luperomorpha pryeri (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．９．７（九重町）	フタイロセマルトビハムシ Bikasha collaris (Baly, 1877) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１３．５．１７（庄内町）	ハネナシトビハムシ Batophila acutangula Heikertinger, 1921 ○分布：北海道から九州～朝鮮・ｼﾍﾞﾘｱ・中国・台湾 ○体長：mm ○時期：後翅が退化した極小のトビハムシ。山地でモミジバイチゴ等のキイチゴ類の葉を食べる。
２０１１．８．８（大分市）	キスジノミハムシ Phyllotreta striolata (Fabricius, 1803) ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１３．３．２３（大分市）	ツブノミハムシ Aphthona perminuta Baly ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１２．１０．２（豊後高田市）	タイワンツブノミハムシ Aphthona formosana Chen, 1934 ○分布： ○体長：mm ○時期：似た種が多いツブノミハムシ。
２０１２．５．１３（大分市）	サメハダツブノミハムシ Aphthona strigosa Baly, 1874 ○分布： ○体長：mm ○時期：似た種が多いツブノミハムシ。アカメガシワの葉を食べる。
２０１２．５．１５（庄内町）	キアシツブノミハムシ Aphthona semiviridis Jacoby ○分布：本州・九州 ○体長：mm ○時期：
２０１１．２．２７（宇佐市）	キイロツブノミハムシ Aphthona foudrasi Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：mm ○時期：
標本２０１４．５月（九重町）佐々木氏採集	アヤメツブノミハムシ Aphthona interstitialis ○分布： ○体長：2.5mm ○時期：
２０１３．７．１４（直入町）	ミドリトビハムシの仲間 Crepidodera sp. ○分布： ○体長：5mm ○時期：山地のヤナギにつくトビハムシ。
２０１３．５．１７（庄内町）	セマルトビハムシ Minota nigropicea (Baly, 1874) ○分布： ○体長：mm ○時期：背中が丸くなったトビハムシ。山地でベニシダ等を食べる。
２０１１．５．１５（屋久島）	キベリヒラタノミハムシ Hemipyxis cinctipennis (Weise, 1890) ○分布：屋久島以南 ○体長：4.5mm ○時期：触角と上翅が黒く、上翅の縁が橙色のノミハムシ。地域により上翅会合部も橙色になる。南方系の種類で、クサギ・ムラサキシキブ等の葉を食べる。
２０１０．５．３（大分市）	キバネマルノミハムシ Hemipyxis flavipennis (Baly, 1874) ○分布：北海道から九州 ○体長：3.5～5mm ○時期：上翅は黄橙色、その他の部分は黒い大型のノミハムシです。後ろ足は太く、飛び跳ねて逃げる。ネズミモチ等の葉を食べる。
２０１１．５．１８（大分市）	ヒゲナガルリマルノミハムシ Hemipyxis plagioderoides (Motschulsky, 1860) ○分布：本州から九州・対馬 ○体長：4～5mm ○時期：
２０１１．５．２４（山都町）	コマルノミハムシ Nonarthra tibialis Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１１．８．２７（庄内町）	ルリマルノミハムシ Nonarthra cyanea Baly, 1874 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１０．７．６（庄内町）	オオキイロノミハムシ Asiorestia obscuritrasis (Motschulsky, 1859) ○分布：本州から九州 ○体長：5mm ○時期：6月～10月体は赤褐色で肢には黒い部分がある長卵形のノミハムシ。アザミ類等の葉を食べる。
２００３．６．２３（春野町）	オオキイロマルノミハムシ Argopus balyi Harold, 1878 ○分布：本州から九州・対馬 ○体長：5～5.5mm ○時期：体は黄褐色から橙褐色の丸いノミハムシの仲間。ボタンヅル・センニンソウなどの葉を食べる。
２００３．６．５（塩江町）	アカイロマルノミハムシ Argopus punctipennis (Motschulsky, 1866) ○分布：北海道から九州 ○体長：3.5mm ○時期：
未熟２０１２．６．７（庄内町）	アケビタマノミハムシ Sphaeroderma akebiae Ohno, 1967 ○分布： ○体長：mm ○時期：体全身が黄褐色のタマノミハムシ。アケビ類の葉を食べる。
♀２０１２．８．２２（庄内町）	ヘリグロタマノミハムシ Sphaeroderma ohkuboi Chujo, 1940 ○分布： ○体長：mm ○時期：
２０１１．４．２９（大分市）	フキタマノミハムシ（クロバタマノミハムシ） Sphaeroderma balyi Jacoby, 1885 ○分布：北海道から九州・対馬 ○体長：mm ○時期：頭部・前胸部・肢は赤く、上翅が黒いタマノミハムシ。フキなどの葉を食べる。
２０１２．７．５（産山村）	ツマキタマノミハムシ Sphaeroderma apicale Baly, 1874 ○分布： ○体長：mm ○時期：頭部と前胸部は黄褐色で前胸部の後方は黒い。上翅は大部分黒いが先端部は黄褐色で触角・肢も黄褐色。ススキ等の葉を食べる。
２０１２．５．２９（庄内町）	アカバネタマノミハムシ Sphaeroderma nigricolle Jacoby, 1885 ○分布： ○体長：mm ○時期：サルトリイバラの葉を食べる。
２０１０．６．１８（大分市）	ヘリグロテントウノミハムシ Argopistes coccinelliformis Csiki, 1940 ○分布： ○体長：mm ○時期：一年中（成虫越冬）一見テントウムシに見えるノミハムシです。主にヒイラギ・ヒイラギモクセイ・ネズミモチの葉を食害する害虫。他にテントウノミハムシもあり、春のみ産卵する。
標本２０１４．５月（日田市）佐々木氏採集	ヒメテントウノミハムシ Argopistes tsekooni Chen, 1934 ○分布：本州・九州～朝鮮・中国 ○体長：2.5mm ○時期：ヘリグロテントウノミハムシの仲間でより小さい。