春夏秋冬の
昆虫写真館
ハムシの仲間(4)
ハムシ科(コブハムシ・トゲハムシ・カメノコハムシ等)
昆虫
トップページ
ハムシ科 (Chrysomelidae)
コブハムシ亜科 (Chlamisinae)
2011.4.2(大分市)
ムシクソハムシ
Chlamisus spilotus
(Baly, 1873)
○
分布:日本全土〜朝鮮
○
体長:mm
○
時期:5月〜6月
体は円筒状で褐色の混じった黒色をしたコブハムシの仲間。毛虫類のフンに似ています。最も普通で、クリ・クヌギ・コナラなどの葉上で見られる。
腹面2011.4.23(大分市)
2012.10.9(蒲江町)
ツバキコブハムシ
Chlamisus lewisii
(Baly, 1873)
○
分布:本州から九州・対馬
○
体長:mm
○
時期:
一見ムシクソハムシに似た一回り大きなコブハムシ。ツバキ・ヒサカキなどで見られる。
2012.9.11(大分市)
ツツジコブハムシ
Chlamisus laticollis
(Chujo, 1942)
○
分布:本州・九州・対馬
○
体長:mm
○
時期:
ムシクソハムシに似た色合いのコブハムシ。ツツジの葉で見られるが少ない。
2011.9.13(湯布院町)
ミズキコブハムシ
Chlamisus interjectus
(Baly, 1873)
○
分布:本州から九州・対馬
○
体長:mm
○
時期:
体色はほとんど真っ黒のコブハムシ。山地でミズキの葉を食べるが少ない。
♀2013.8.2(久住町)
カシワコブハムシ
Chlamisus consimilis
(Chujo)
○
分布:本州・九州
○
体長:3mm前後
○
時期:
2012.7.5(庄内町)
ハバビロコブハムシ
Chlamisus japnicus
(Jacoby, 1885)
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
トゲハムシ亜科 (Hispinae)
2011.4.30(大分市)
クロトゲハムシ(カヤトゲトゲ)
Hispellinus moerens
(Baly, 1874)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2011.7.2(湯布院町)
クロルリトゲハムシ
Rhadinosa nigrocyanea
(Motschulsky, 1861)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2010.8.3(中津市)
タケトゲハムシ
Dactylispa issikii
Chujo
○
分布:九州
○
体長:
○
時期:一年中(成虫越冬)
体は黒く触角・肢が黄色いハムシで体全体がトゲで覆われています。ササの葉の裏をかじり、特徴的な白い食べ跡が残ります。
2011.4.18(大分市)
ヒゴトゲハムシ
Dactylispa higoniae
(Lewis, 1896)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2012.8.30(九重町)
キベリトゲハムシ
Dactylispa masonii
Gestro, 1923
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2011.4.23(大分市)
ヒメキベリトゲハムシ
Dactylispa angulosa
(Solsky, 1871)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2011.3.8(大分市)
カタビロトゲハムシ(カタビロトゲトゲ)
Dactylispa subquadrata
(Baly, 1874)
○
分布:本州から九州・対馬
○
体長:4.5〜5.5mm
○
時期:一年中(成虫越冬)
体の幅が広いトゲハムシです。トゲはタケトゲハムシ程長くなくゴツゴツしている。ナラ・カシワ等の葉の裏を食べる。
2016年8月ka
タグチホソヒラタハムシ
Leptispa taguchii
Chijo, 1956
○
分布:本州・九州
○
体長:4.2〜5.3mm
○
時期:5月〜9月
トゲのないトゲナシトゲハムシの仲間。平地から山地のススキで見られる。分布はかなり局地的。
カメノコハムシ亜科 (Cassidinae)
2012.5.26(九重町)
ミドリカメノコハムシ
Cassida (Odontionycha) erudita
Baly, 1874
○
分布:北海道・本州・九州
○
体長:7〜8mm
○
時期:
緑色で大型のカメノコハムシ。よく似たアオカメノコハムシよりも背中の隆起が大きい。山地の林縁でアキチョウジ・ヒメシロネの葉を食べる。局地的分布で少ない。
2014.7月(立山町)佐々木氏標本
アオカメノコハムシ
Cassida (Cassida) rubiginosa
Muller, 1776
○
分布:北海道・本州・四国
○
体長:6.5〜8mm
○
時期:5月〜9月
緑色で大型のカメノコハムシ。よく似たミドリカメノコハムシよりも背中の隆起が小さい。平地から山地のアザミ・フキ等で見られるが少ない。
2011.9.1(九重町)
セスジカメノコハムシ
Cassida (Cassida) vibex
Linnaeus, 1767
○
分布:本州・九州
○
体長:
○
時期:
黄緑色で大型のカメノコハムシ。上翅会合部に褐色の太い筋がある。アザミ類を食べる。
2019年(熊本県)e
クロカメノコハムシ
Cassida mongolica
Boheman, 1854
○
分布:九州
○
体長:
○
時期:
草原のアザミ類の葉を食べる。
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
2011.5.17(大分市)
カメノコハムシ
Cassida (Cassida) nebulosa
Linnaeus, 1758
○
分布:北海道から九州〜朝鮮・中国・モンゴル・ロシア・ヨーロッパ
○
体長:8mm前後
○
時期:
黄褐色(新成虫は黄緑色)で上翅には小さな黒点がある。成虫も幼虫もアカザ科のシロザ・アカザの葉を食べる。栽培種のテンサイの葉も食べるので農業害虫でもある。
2008.7.20(大分市)
ヒメカメノコハムシ
Cassida (Cassida) piperata
Hope, 1842
○
分布:日本全土〜シベリア・東南アジア
○
体長:
○
時期:4月〜8月
体は黒く、上翅は黒褐色で凹凸があります。フダンソウ・アカザ・ヒユなどにみられます。成虫で越冬します。イノコズチカメノコハムシに似ていますが上翅後方に黒紋があります。
2009.5.19(大分市)
イノコズチカメノコハムシ
Cassida (Cassida) japana
Baly, 1874
○
分布:日本全土
○
体長:6mm
○
時期:4月〜7月
以前はヒメカメノコハムシのシノニムとされていましたが、近年別種として独立しました。普通に見られるカメノコハムシでイノコズチの葉を食べる。
2003.7.7(春野町)
2010.12.18(宇佐市)
2009.5.30(久住町)
ヒメジンガサハムシ
Cassida (Cassida) fuscorufa
Motschulsky, 1866
○
分布:
○
体長:5.5〜6mm
○
時期:
体は茶色で透明の部分がないジンガサハムシ。山地でヨモギの葉を食べる。
2009.5.31(九重町)
コガタカメノコハムシ
Cassida (Alledoya) vespertina
Boheman, 1862
○
分布:
○
体長:4.7〜6.7mm
○
時期:
黒い部分が特徴的なカメノコハムシ。山地のボタンヅルなどで見られる。
2009.5.31(庄内町)
イカリヒメジンガサハムシ
Cassida (Taiwana) sigillata
(Gorham, 1885)
○
分布:本州から九州〜朝鮮・中国・台湾
○
体長:6.5〜7mm
○
時期:
黒い部分がイカリ型のようなカメノコハムシ。アキチョウジ・ヒキオコシなどの葉を食べます。
2008.10.3(大分市)
セモンジンガサハムシ
Cassida (Taiwana) versicolor
(Boheman, 1855)
○
分布:本州から八重山諸島
○
体長:5.5〜6.5mm
○
時期:
イチモンジカメノコハムシに似たハムシで、一回り小さく体高があり背面中央にXの文字が浮き上がるのが特徴。
2010.2.14(大分市)
2011.5.13(屋久島)
タテスジヒメジンガサハムシ
Cassida circumdata
Herbst, 1799
○
分布:屋久島以南
○
体長:5mm前後
○
時期:
体色は黒と金緑色の綺麗なジンガサハムシ。南方系の種でサツマイモ・ハマヒルガオ等の葉を食べる。
2010.5.4(野母崎町)
ヨツモンカメノコハムシ
Laccoptera (Laccopteroidea) nepalensis
Boheman, 1855
○
分布:本州以南
○
体長:10mm
○
時期:
以前は南西諸島以南に分布していましたが、温暖化の影響か九州でも少しづつ見れるようになりました。大型のカメノコハムシでツヤがありません。斑紋には変異があります。ヒルガオ・サツマイモの葉を食害する農業害虫です。
2009.7.18(九重町)
ジンガサハムシ
Aspidomorpha indica
Boheman, 1854
○
分布:北海道から南西諸島
○
体長:7.2〜8.2mm
○
時期:
スキバジンガサハムシに似たジンガサハムシ。上翅は黒から金色まで色彩変異がある。上翅の小楯板付近が少し突出する。山地の草地でヒルガオ類を食べる。
2014.4.27(野母崎町)
2014.4.27(野母崎町)
2013.7.20(九重町)
スキバジンガサハムシ
Aspidomorpha transparipinnis
(Motsculsky, 1860)
○
分布:北海道・本州・九州〜朝鮮・満州・シベリア
○
体長:6〜7mm
○
時期:
ジンガサハムシに良く似ている。上翅は黒から金色まで色彩変異がある。上翅の小楯板付近は突出しない。山地の草地でヒルガオ類を食べる。
2009.5.10(久住町)
イチモンジカメノコハムシ
Thlaspida cribrosa
(Boheman, 1855)
○
分布:本州から八重山諸島
○
体長:7.5〜8.5mm
○
時期:
平べったい大型のカメノコハムシで触角の先端から5節が黒い。ムラサキシキブ・コムラサキなどの葉を食べる。
2013.5.17(庄内町)
ルイスジンガサハムシ
Thlaspida lewisii
(Baly, 1874)
○
分布:北海道から九州・対馬
○
体長:mm
○
時期:
当サイト内で使用している画像・文章等の無断転記・転用を禁止致します。
since2005.7.27. 春夏秋冬 Copyright (c) 2005 All Right Reserved.