ハエの仲間１

春夏秋冬の昆虫写真館
			ハエの仲間（１）ブユ科・チョウバエ科・メバエ科・ヒロクチバエ科・ヤチバエ科・ミバエ科・ベッコウバエ科・シマバエ科		昆虫トップページ

　ハエ目
　マルズヤセバエ科(Micropezidae)

２０１１．６．２８（九重町）	マエジロアシナガヤセバエ Rainieria latiflons ○分布： ○全長：mm ○時期：

アシナガヤセバエ科(Neriidae)
２０１１．５．１５（屋久島）	マダラアシナガヤセバエ Rainieria albimana ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１１．７．１４（庄内町）

フトモモホソバエ科(Megamerinidae）
２０１４．５．１６（庄内町）	クロフトモモホソバエ（クロモモブトホソバエ） Texara compressa ○分布： ○体長：8.5～13mm ○時期：

　ヤチバエ科（Sciomyzidae）

２０１０．１１．１４（庄内町）	ヒゲナガヤチバエ Sepedon aenescens ○分布： ○全長：9～11mm ○時期：湿地や池等の水際の植物周辺で普通に見られる。
２００８．９．１８（大分市）	同左２００８．９．１８（大分市）

　ブユ科（Simuliidae）

２００９．３．２６（大分市）

アシマダラブユ
Simulium japonicum Matsumura

○分布：北海道から九州
○全長：4.5mm
○時期：一年中

肢が白と黒のマダラ模様になっているブユ（ブト）です。成虫は人や動物の血を吸います。幼虫は山地から平地の渓流に普通に住んでいます。山地で目の前をしつこく飛び回るのはメマトイというハエの仲間です。

　チョウバエ科 (Psychodidae)

２００９．４．７（大分市）	オオチョウバエ Clogmia albipunctatus (Williston, 1893) ○分布：日本全土～ヨーロッパ・熱帯地域 ○全長：5mm ○時期：古い公衆便所などの壁にとまっているのをよくみかけます。小さなガのような形をしています。幼虫は排水溝の壁面などでみられます。
２０１０．３．１４（大分市）	チョウバエの1種 ○分布： ○全長：mm ○時期：

　メバエ科(Conopidae)

♂２０１０．５．３０（九重町）	マダラメバエ Myopa buccata (Linnaeus) ○分布：本州から九州～中国・北アフリカ・ヨーロッパ ○全長：7～11mm ○時期：3月～5月体色は褐色がかり、胸背は黒っぽい。春に出現し、よくアブラナ科の花に集まります。幼虫はハナバチ類やスズメバチ類に寄生するようです。
２０１１．５．１３（屋久島）	メバエの1種 ○分布： ○全長：mm ○時期：
同上２０１１．５．１３（屋久島）
２０１４．７．４（大分市）	メバエの1種？ ○分布： ○全長：mm ○時期：

　デガシラバエ科(Pyrgotidae)

♀２０１３．７．２０（九重町）	フトハチモドキバエ Adapsilia fusca ○分布：四国・九州 ○体長：14～18mm ○時期：7月アシナガバエやハチ類に擬態したハチモドキバエの仲間。近似種のオオハチモドキバエは黒色斑が少なく黄褐色部が多い。
２０１５．８．８（宇目町）	コマダラハチモドキバエ Campylocera thoracalis Hendel, 1914 ○分布： ○体長：mm ○時期：

　ヒロクチバエ科(Platystomatidae)

２０１２．７．２７（庄内町）	ヒゲナガヒロクチバエ Lamprophthalma japonica Frey, 1964 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１２．５．２６（庄内町）	ハマダラヒロクチバエ Prosthiochaeta flavihira Hara, 1987 ○分布： ○全長：11～13mm ○時期：山地の渓流付近でよく見られます。胸部と腹部が猫背のように曲がった変わったスタイルで、翅がマダラ模様・頭部だけ橙色なのも特徴のようです。樹液や獣糞に集まる。
２０１５．８．９（湯布院町）	オオマダラヒロクチバエ Euprosopia grahami ○分布：本州・九州？ ○全長：15～18mm ○時期：7月～8月夏期の森林内で動物の糞等に集まる。
２０１１．８．２２（庄内町）	マツダマダラ（ヒロクチ）バエ Euprosopia matsudai Kurahashi, 1974 ○分布：本州・九州 ○全長：10～12mm ○時期：夏期の森林内で動物の糞等に集まる。
２０１３．７．２４（庄内町）	ヒロクチバエの1種 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２００３．７．９（春野町）	ワイモンヒメヒロクチバエ？ ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１１．６．２（大分市）	ニセフトスジヒメヒロクチバエ Rivellia alini Enderlein ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１２．５．３１（大分市）
２０１５．８．７（大分市）	ダイズコンリュウバエ Rivellia apicalis Hendel ○分布：日本全土～中国 ○体長：5.5～6mm ○時期：6月～8月幼虫はダイズの根粒を食害することが知られている。

　ミバエ科 (Tephritidae)

♀２０１３．１．３１（大分市）	ミスジミバエ Zeugodacus scutellatus (Hendel, 1912) ○分布：本州から南西諸島 ○全長：9～11mm ○時期：
♂２００９．４．１３（大分市）
２０１０．１２．２７（沖縄本島）	ウリミバエ Bactrocera cucurbitae (Coquillett, 1899) ○分布：南西諸島～台湾・東南アジア・ﾐｸﾛﾈｼｱ・ﾊﾜｲ・ ○全長：8mm前後 ○時期：一年中体色は赤褐色に黄色い線の入ったミバエです。透明な翅には特徴的な黒い紋がある。幼虫はウリ類以外にもババイヤ・マンゴーなどの果実も食害する。良く似たカボチャミバエは翅の紋が違う。
２０１１．９．１５（挾間町）	ネジロクロミバエ Sphaeniscus atilius (Walker, 1849) ○分布：本州から沖縄 ○全長：3.5～4mm ○時期：翅の付け根付近が半透明の黒いミバエ。幼虫はエゴマの種子を食べる。
２０１２．８．１６（九重町）	ヨモギマルフシミバエ Oedaspis japonica Shiraki, 1933 ○分布： ○全長：mm ○時期： ♀はヨモギの茎に産卵し、幼虫は茎に虫コブ（ヨモギクキマルズイフシ）を作るミバエです。
♀２００９．４．２６（久住町）	ハルササハマダラミバエ（ミツマタハマダラミバエ） Paragastrozona japonica (Miyake, 1919) ○分布：北海道から九州・対馬・中之島 ○全長：5.5～8mm内外 ○時期：4月～6月春に現れるハマダラミバエで、ササの葉上にいることが多い。翅はミツボシハマダラミバエに似ていますが、体色は褐色味をおびる。
２００９．５．２０（久住町）	ミツボシハマダラミバエ Plomus japonicus Shiraki, 1933 ○分布：北海道から九州 ○全長：6～7mm ○時期：5月～7月ハルササハマダラミバエに良く似たミバエで、翅の模様が良く似ています。♂の腹部は灰白色で中央の帯と先端が黒い。
２００９．６．１２（庄内町）	ミツボシハマダラミバエの近縁種 Plomus sp. ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１０．５．３０（九重町）	ナミガタハマダラミバエ Hemileophila undosa Ito, 1951 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１０．１１．２３（庄内町）	シラホシハマダラミバエ Lenitovena trigona (Matsumura, 1905) ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１０．７．１０（緒方町）	シラホシハマダラミバエの近縁種 Lenitovena sp. ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１２．４．２７（庄内町）	ムラクモハマダラミバエ Staurella nigrescens Zia, 1937 ○分布：本州・九州 ○体長：8mm前後 ○時期：11月～4月
２０１１．４．２７（大分市）	ミスジハマダラミバエ Trypeta artemisicola Hendel, 1923 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２００３．６．１（春野町）	クロホソスジハマダラミバエ（旧クロホソスジミバエ） Hendelina fossata (Fabricius, 1805) ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１５．８．８（宇目町）	クチジロハススジハマダラミバエ Anomoia leucochila Ito, 1984 ○分布： ○全長：4～5mm ○時期：口の部分が白いハススジハマダラミバエの仲間。
♀２００９．８．５（久住町）	オグルマケブカミバエ Orotava senecionis (Ito, 1953) ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１０．１０．２３（佐伯市）	ミバエの1種 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１１．４．１９（大分市）	ツマホシケブカミバエ Trupanea gratiosa (Ito, 1952) ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１１．８．１４（久住町）	アザミケブカミバエ Tephritis majuscula Hering et Ito, 1953 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１１．９．１（九重町）	ヒラヤマアミメケブカミバエ Campiglossa hirayamae (Matsumura, 1916) ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１０．６．２７（九重町）	ミバエの1種 ○分布： ○全長：mm ○時期：

　ベッコウバエ科(Dryomyzidae)

２００３．１０．２７（春野町）

ベッコウバエ
Dryomyza formosa (Wiedemann, 1830)

○分布：本州以南
○全長：10～18mm
○時期：

ベッコウ色をした大型のハエで、細長くムシヒキアブのような形をしています。平地や低山地の湿った森林内でみられ、樹液や汚物に集まります。

　シマバエ科(Lauxaniidae)

２００３．６．２３（春野町）	シモフリシマバエ Homoneura euaresta (Coquillett, 1898) ○分布：日本全土 ○全長：3.5mm ○時期：小さなハエで、翅には黒と透明の斑が、体には褐色の不規則な模様があります。低地から山地でみられます。
２００８．１０．３（大分市）	ヒラヤマシマバエ Homoneura hirayamae ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１１．２．２１（大分市）	シマバエ科の仲間 ○分布： ○全長：mm ○時期：
２０１０．１２．２８（沖縄本島）	シマバエ科の仲間 ○分布： ○全長：mm ○時期：