春夏秋冬の昆虫写真館
			ガの仲間（8） ヤガ科（コヤガ・ケンモンガ・ヨトウなど）・カレハガ科		昆虫 トップページ

チョウ目 　ヤガ科 (Noctuidae) 　コヤガ亜科 (Acontiinae+Eustrotiinae) ２００８．９．２３（大分市） ヤマトコヤガ Arasada ornata (Wileman, 1911) ○分布：本州から九州〜ﾎﾞﾙﾈｵ ○前翅長：〜mm ○時期： ２０１２．６．２（宇目町） キスジコヤガ Enispa lutefascialis (Leech, 1889) ○分布：日本全土〜アムール・朝鮮 ○開長：18mm ○時期： 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１６．８．２０（宇目町） シラホシコヤガ Enispa bimaculata (Staudinger, 1892) ○分布：北海道から沖縄諸島 ○開長：mm ○時期：6月〜8月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１８．８．４（宇目町） カバイロシマコヤガ Corgatha argillacea (Butler, 1879) ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮 ○開長：17〜21mm ○時期：7月〜9月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１７．６．２（蒲江町） フタスジシマコヤガ Corgatha marumoi Sugi, 1982 ○分布：本州から沖縄諸島・西表島 ○開長：15mm ○時期：6月〜8月 ２０１９．６．８（宇佐市） シロスジシマコヤガ Corgatha dictaria (Walker, 1861) ○分布：本州から九州・対馬〜中国 ○開長：14〜18mm ○時期：月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１５．８．２２（緒方町） シマフコヤガ Corgatha nitens (Butler, 1879) ○分布：本州以南〜朝鮮・中国 ○開長：14〜17mm ○時期：5月〜10月 幼虫は地衣類を食べる。 ２００８．９．２０（大分市） モモイロツマキリコヤガ Lophoruza pulcherrima (Butler, 1879) ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮・中国・インド ○開長：23〜26mm ○時期：5月〜9月 幼虫はユリ科のサルトリイバラなどの葉を食べる。 ２００８．８．２８（大分市） ヒメクルマコヤガ Oruza divisa (Walker, 1862) ○分布：本州以南〜中国・マレー・インド・アフリカ ○開長：16〜20mm ○時期： ２０１２．５．２０（庄内町） アトテンクルマコヤガ Oruza submira Sugi, 1982 ○分布：本州から九州・対馬 ○開長：mm ○時期： ２０１８．９．１５（宇目町） ヨシノツマキリコヤガ（旧ヨシノクルマコヤガ） Oruza yoshinoensis (Wileman, 1911) ○分布：本州から屋久島 ○開長：24mm ○時期：4月〜8月 ２０１８．８．４（宇目町） モンシロクルマコヤガ Oruza glaucotorna Hampson, 1910 ○分布：本州から屋久島・石垣島・西表島〜朝鮮 ○開長：23mm ○時期：5月〜10月 幼虫はツバキ科のヒサカキの枯葉を食べる。 ２０１５．８．８（宇目町） ウスキコヤガ Oruza brunnea (Leech, 1900) ○分布：本州以南〜朝鮮 ○開長：25〜27mm ○時期：5月〜8月 右後翅変形２０１６．８．２０（宇目町） シロオビクルマコヤガ Trisateles emortualis ([Denis & Schiffermuller], 1775) ○分布：北海道から九州・対馬〜ユーラシア・イギリス ○開長：23〜28mm ○時期：5月〜8月 幼虫はブナ科のカシワを食べる。 ２０１７．６．２（蒲江町） ツマトビコヤガ Autoba tristalis (Leech, 1889) ○分布：本州から奄美大島・西表島 ○開長：16〜18mm ○時期：5月〜9月 ２０１２．６．２（宇目町） ベニエグリコヤガ Holocryptis nymphula (Rebel, 1909) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○前翅長：16〜18mm ○時期： ２０１５．８．２２（緒方町） テンモンシマコヤガ Sophta ruficeps (Walker, 1864) ○分布：本州から九州・対馬〜ボルネオ・スリランカ ○開長：21〜24mm ○時期：5月〜9月 幼虫はモクレン科のシデコブシを食べる。 ２０１２．８．１３（宇目町） ウスベニコヤガ Sophta subrosea (Butler, 1881) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮 ○開長：17〜23mm ○時期：5月〜9月 ２０１３．７．２０（九重町） クロハナコヤガ Aventiola pusilla (Butler, 1879) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：17mm ○時期：月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１６．８．６（宇目町） ハイイロコヤガ Mataeomera obliquisigna (Hampson, 1894) ○分布：本州から屋久島〜インド ○開長：6.5〜8mm ○時期7月〜9月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１６．８．２７（宇目町） アヤホソコヤガ Araeopteron amoenum Inoue, 1958 ○分布：北海道から沖縄諸島 ○開長：11mm ○時期：5月〜9月 ヤガの仲間では極小のコヤガ。 ２０１５．６．２５（豊後大野市） ウスアオモンコヤガ Bryophilina mollicula (Graeser, 1889) ○分布：北海道から沖縄諸島〜アムール ○開長：17mm ○時期：5〜７月、9〜10月 ２０１３．７．２０（九重町） ２０１３．７．２０（九重町） ２０１６．７．３０（緒方町） シロフコヤガ Protodeltote pygarga (Hufnagel, 1766) ○分布：本州から九州・対馬〜ヨーロッパ ○開長：22〜28mm ○時期：5月〜8月 ２０１５．８．２２（緒方町） ネモンシロフコヤガ Sugia idiostygia (Sugi, 1958) ○分布：本州から九州・対馬 ○開長：21〜26mm ○時期：5月〜9月 ２０１８．８．１８（豊後大野市） トビモンコヤガ Pseudodeltote brunnea (Leech, [1889]) ○分布：北海道から九州 ○開長：20〜22mm ○時期：6月〜8月 幼虫はイネ科、カヤツリグサ科の植物を食べる。 ２０１８．８．１８（豊後大野市） ２０１５．８．２２（緒方町） フタオビコヤガ Naranga aenescens Moore, 1881 ○分布：北海道以南〜台湾・ｱｼﾞｱ・インド・ｽﾘﾗﾝｶ ○開長：16〜21mm ○時期：5月〜8月 幼虫はイネ科のイネを食べる害虫。黄色地にワイン色の帯が２本入るが、帯の消えかかったものもある。 ２０１５．８．２９（大分市） ２０１８．６．１６（佐賀関町） ２０１４．７．２（庄内町） フタイロコヤガ Acontia bicolora Leech, 1889 ○分布：本州から九州・対馬〜中国 ○開長：20mm ○時期：5〜9月 幼虫はシナノキ科のカラスノゴマを食べる。 ２０１７．６．２（蒲江町） ２０１７．９．３（佐賀関町） ２０１５．８．２９（大分市） キマダラコヤガ Emmelia trabealis (Scopoli, 1763) ○分布：北海道から九州〜ユーラシア ○開長：20mm ○時期：7月〜8月 河川敷で見られる。 ２０１６．９．１０（九重町） モンキコヤガ Hyperstrotia flavipuncta (Leech, [1889]) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：18〜23mm ○時期：5月〜9月 幼虫は枯葉を食べる。 ２０１３．６．１５（豊後大野市） ネジロコヤガ Maliattha chalcogramma (Bryk, 1949) ○分布：北海道から九州・対馬〜インド ○開長：8.5〜9.5mm ○時期： ソトムラサキコヤガによく似ているがオリーブ色味がない。 ２０１３．８．１６（湯布院町） ヒメネジロコヤガ Maliattha signifera (Walker, 1858) ○分布：本州以南〜朝鮮・中国・インド・オーストラリア ○開長：16〜17mm ○時期：6〜9月 ２０１５．８．２２（緒方町） ヒメオビコヤガ Maliattha arefacta (Butler, 1879) ○分布：本州から屋久島 ○開長：17〜18mm ○時期：5月〜9月 ２０１６．８．２７（宇目町） エゾコヤガ Neustrotia noloides (Butler, 1879) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮 ○開長：16〜17mm ○時期：5月〜9月 ２０１８．９．１５（宇目町） ウチジロコヤガ Neustrotia albicincta (Hampson, 1898) ○分布：本州から奄美大島 ○開長：19〜21mm ○時期：5月〜9月 ２０１５．９．５（天瀬町） ホシコヤガ Ozarba punctigera Walker, 1865 ○分布：本州から九州・対馬・宮古島・石垣島・西表島 　　　　　　　　　　　　　　〜朝鮮・中国・インド・オーストラリア ○開長：20mm ○時期：5月〜9月 幼虫はキツネノマゴ科のキツネノマゴを食べる。 ２０１４．８．３（大分市） ２０１９．６．８（宇佐市） ミイロコヤガ Shiraia tripartita (Leech, 1900) ○分布：本州から九州・対馬〜中国 ○開長：mm ○時期：5月〜9月 都道府県RDB：福岡県準絶滅危惧(NT) ２０１７．８．２７（大分市） ヒメシロテンコヤガ Amyna axis Guenee, 1852 ○分布：日本全土〜中国・亜熱帯 ○開長：mm ○時期：7月〜10月 幼虫はヒユ科のイノコヅチ、アオイ科、トウダイグサ科の植物を食べる。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） サビイロコヤガ Amyna stellata Butler, 1878 ○分布：本州から屋久島 ○開長：18〜24mm ○時期：5月〜10月 幼虫はヒユ科のイノコヅチを食べる。 ２０１７．８．２７（大分市） マドバネサビイロコヤガ？ Amyna natalis (Walker, 1859) ○分布：小笠原・奄美大島〜ｲﾝﾄﾞ・南太平洋諸島・ﾊﾜｲ・ｵｰｽﾄﾗﾘｱ ○開長：mm ○時期： 遇産種？ 　スジコヤガ亜科 (Eustrotiinae) ２０１５．８．２２（緒方町） スジモンコヤガ（旧スジモンアツバ） Microxyla confusa Wileman, 1911 ○分布：本州から屋久島〜朝鮮・台湾 ○開張：21mm前後 ○時期：5月〜9月 幼虫はマメ科のクズ・ツルマメ・ヤブマメを食べる。 　トラガ亜科 (Agaristinae) ２０１０．８．２２（庄内町） ベニモントラガ Sarbanissa venusta (Leech, [1889]) ○分布：北海道から九州・対馬〜中国 ○前翅長：〜mm ○時期：6月〜9月 幼虫はノブドウの葉を食べる。 ２０１２．６．２３（久住町） ２０１３．８．１１（豊後大野市） トビイロトラガ Sarbanissa subflava (Moore, 1877) ○分布：本州から屋久島〜朝鮮・中国 ○開長：mm ○時期：7月〜8月 幼虫はブドウ科のブドウ・ヤブカラシ・ツタを食べる。 　ヒトリモドキガ亜科 (Aganainae) ２０１９．６．９（宇佐市） イチジクヒトリモドキ Asota ficus (Fabricius, 1775) ○分布：本州以南〜台湾・インド ○開張：mm ○時期：6月〜11月 幼虫はクワ科のイヌビワ・ガジュマルを食べる。 　ケンモンヤガ亜科 (Acronictinae) ２０１３．６．１５（豊後大野市） ニッコウアオケンモン Nacna malachitis (Oberthur, 1880) ○分布：北海道から九州〜アムール ○開長：28〜30mm ○時期： 幼虫はシソ科のニガクサ・クロバナヒキオコシなどを食べる。 ２００８．８．４（大分市） ゴマケンモン Moma alpium (Osbeck, 1778) ○分布：北海道から九州〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：30mm ○時期：6月〜8月 幼虫はクリ・コナラ・クヌギの葉を食べる。 ２０１６．８．２０（宇目町） キクビゴマケンモン Moma kolthoffi Bryk, 1948 ○分布：北海道から九州〜朝鮮 ○開長：35〜36mm ○時期：6月〜7月 幼虫はカバノキ科のクマシデ・サワシバを食べる。 ２０１２．６．２３（久住町） スギタニゴマケンモン Harrisimemna marmorata Hampson, 1908 ○分布：北海道から九州 ○前翅長：26〜30mm ○時期：6月〜9月 幼虫はスイカズラ科のオオカメノキの葉を食べる。 ２０１２．８．１３（宇目町） オオケンモン Acronicta major (Bremer, 1861) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮・アムール ○開長：55〜65mm前後 ○時期：5月〜10月 幼虫はカエデ・リンゴ・スモモ・アカシア・ヤナギなどの葉を食べる。 ２０１１．４．２９（大分市） シマケンモン Craniophora fasciata (Moore, 1884) ○分布：本州以南〜台湾・中国・ｲﾝﾄﾞ・ｽﾘﾗﾝｶ・ﾆｭｰｷﾞﾆｱ ○前翅長：17mm ○時期：4月〜9月 幼虫はモクセイ科のヒイラギ・ネズミモチの葉を食べる。 ２０１５．８．８（宇目町） シロシタケンモン Hylonycta hercules (Felder & Rogenhofer, 1874) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：53mm ○時期： 幼虫はニレ科のケヤキ・ハルニレ・アキニレ等を食べる。 ２０１６．８．２７（宇目町） シロフクロケンモン Narcotica niveosparsa (Matsumura, 1926) ○分布：北海道から九州・対馬〜中国 ○開長：28〜32mm ○時期：6月〜9月 　(アミメケンモン類) (Lophonyctinae) ２０１２．８．１３（宇目町） アミメケンモン Lophonycta confusa (Leech, [1889]) ○分布：本州から沖縄本島〜中国・ベトナム ○前翅長：15mm ○時期：3月〜10月 　(ホシミミヨトウ類) (Condicinae) ２０１７．５．１３（豊後大野市） シロテンクロヨトウ Prospalta cyclica (Hampson, 1908) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：24〜33mm ○時期：6月〜8月 　(エゾモクメヨトウ類) (Psaphidinae) ２０１６．１１．１９（豊後大野市） ケンモンミドリキリガ Daseochaeta viridis (Leech, [1889]) ○分布：北海道から屋久島 ○開長：38〜40mm ○時期：10月〜11月 幼虫はカエデ科のチドリノキ、バラ科のヤマザクラ等を食べる。 　ヨトウガ亜科 (Hadeninae) ２０１６．１１．１９（豊後大野市） ヤマノモンキリガ Sugitania clara Sugi, 1990 ○分布：本州 ○開長：32〜34mm ○時期：10月〜11月 ２０１６．１１．１９（豊後大野市） キマエキリガ Hemiglaea costalis (Butler, 1879) ○分布：北海道から九州 ○開長：32〜34mm ○時期：10月〜11月 ２０１７．４．１６（豊後大野市） チャマダラキリガ Rhynchaglaea scitula (Butler, 1879) ○分布：本州から沖縄諸島 ○開長：35mm ○時期：11月〜4月（成虫越冬） 色彩変異が激しい。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） ２０１６．１１．１９（豊後大野市） キトガリキリガ Telorta edentata (Leech, [1889]) ○分布：北海道から九州・対馬〜中国 ○開長：35mm ○時期：10月〜11月 幼虫はバラ科のナシを食べる。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） マツキリガ Panolis japonica Draudt, 1935 ○分布：北海道から屋久島 ○開長：33〜36mm ○時期：4月 幼虫はマツ科植物を食べる。 ２０１７．５．１３（豊後大野市） キンイロキリガ Clavipalpula aurariae (Oberthur, 1880) ○分布：北海道から九州・対馬〜台湾 ○開長：37〜43mm ○時期：4月 幼虫はブナ科のクヌギ・コナラ・カシワ、バラ科のサクラを食べる。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） クロスジキリガ屋久島以北亜種 Xylopolia bella bella (Butler, 1881) ○分布：本州から屋久島 ○開長：38〜45mm ○時期：3月〜 ２０１７．４．１６（豊後大野市） ケンモンキリガ Egira saxea (Leech, [1889]) ○分布：北海道から屋久島〜中国 ○開長：37mm ○時期：4月 幼虫はヒノキ科のヒノキ・アスナロ、スギ科のスギを食べる。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） チャイロキリガ Orthosia odiosa (Butler, 1878) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：35〜42mm ○時期：4月 幼虫はバラ科のサクラ・リンゴ、カキノキ科のカキ、ブナ科のクヌギ・カシワ等を食べる。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） スモモキリガ Anorthoa munda ([Denis & Schiffermuller], 1775) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール・台湾・中国 ○開長：42〜46mm ○時期：3月〜4月 幼虫はバラ科のサクラ・ウメ・リンゴ・スモモ、ブナ科のクヌギ・コナラ・カシワを食べる。 ２０１６．６．１１（蒲江町） シマキリガ Cosmia achatina Butler, 1879 ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：27〜31mm ○時期：6月〜7月 幼虫はニレ科のエノキを食べる。 ２０１８．６．１６（佐賀関町） ２０１８．７．１４（庄内町） ニレキリガ Cosmia affinis (Linnaeus, 1767) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：30〜34mm ○時期：6月〜10月 幼虫はニレ科のハルニレ・エノキ・ケヤキ・ニレ等を食べる。 ２０１８．７．１４（庄内町） シラホシキリガ Cosmia restituta picta (Staudinger, 1888) ○分布：北海道から九州〜ネパール ○開長：25〜29mm ○時期：7月〜10月 幼虫はニレ科のハルニレ、シナノキ科のシナノキを食べる。 ２０１７．４．１６（豊後大野市） キバラモクメキリガ Xylena formosa (Butler, 1878) ○分布：北海道から沖縄諸島〜アムール・中国・台湾 ○開長：52〜58mm ○時期：10月〜11月、3月〜4月（成虫越冬） 幼虫はマメ科のエンドウ、バラ科のサクラ・ナシ、タデ科のイタドリ・ギシギシ、キク科のゴボウ、ナス科のタバコ、ブナ科のクヌギ等を食べる。 ２０１５．９．１２（久住町） モクメヨトウ Athetis putris (Linnaeus, 1761) ○分布：北海道から九州・対馬〜ユーラシア ○開長：31〜37mm ○時期：5月〜6月、8月〜9月 幼虫はキク科のチシャ・タンポポ、タデ科のギシギシ、マメ科のクロ−バ、オオバコ科のオオバコ等を食べる。 ２０１３．８．１１（豊後高田市） シロモンオビヨトウ Athetis lineosa (Moore, 1881) ○分布：北海道から九州〜朝鮮･中国・台湾・インド ○開長：31〜37mm ○時期： 似た種が多い。幼虫はキク科のエゾギク・ヨモギ・タンポポ、ヒルガオ科のヒルガオを食べる。 ♂２０１６．８．６（宇目町） シロテンウスグロヨトウ Athetis albisignata (Oberthur, 1879) ○分布：北海道から九州〜朝鮮･アムール・中国 ○開長：30〜34mm ○時期：6月〜8月 幼虫は枯葉等を食べる。 ２０１６．８．１３（庄内町） ２０１７．９．３（佐賀関町） ２０１８．７．１４（庄内町） ヒメサビスジヨトウ Athetis stellata (Moore, 1882) ○分布：北海道から沖縄諸島〜アジア・インド・スリランカ ○開長：mm ○時期：4月〜10月 幼虫はキク科のタンポポ、タデ科のスイバを食べる。 ２０１６．１１．１９（豊後大野市） マエジロアカフキヨトウ Mythimna pallidicosta (Hampson, 1894) ○分布：屋久島（九州・四国は遇産的）〜台湾･フィリピン 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・スマトラ・インド ○開長：mm ○時期：7月〜 ２０１５．９．５（天ヶ瀬町） クロシタキヨトウ Mythimna placida Butler, 1878 ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮･中国 ○開長：39〜43mm ○時期：6月〜8月 ２０１７．８．２７（大分市） マダラキヨトウ Mythimna flavostigma (Bremer, 1861) ○分布：北海道から九州〜アムール ○開長：30〜38mm ○時期：5月〜8月 前翅に黒い小さな斑の出る個体もいる。 ２０１７．５．１３（豊後大野市） ２０１６．８．１３（庄内町） ナガフタオビキヨトウ Mythimna divergens Butler, 1878 ○分布：北海道から九州〜朝鮮・アムール ○開長：50〜57mm ○時期：7月〜8月 ２０１８．７．１４（庄内町） ２０１８．７．１４（庄内町） ２０１６．９．１０（九重町） ミヤマフタオビキヨトウ Mythimna matsumuriana (Bryk, 1949) ○分布：北海道から九州 ○開長：mm ○時期：7月〜8月 2本の黒筋の間にある腎状紋が途切れて2個の白点になることが多い。幼虫はイネ科のヌマガヤを食べる。 ２０１７．８．２７（大分市） ウラギンキヨトウ Mythimna hamifera (Walker, 1862) ○分布：本州以南 ○開長：mm ○時期：5月〜8月 幼虫はイネ科のヌマガヤを食べる。翅の裏面には強い金属光沢がある。 ２０１５．９．１２（久住町） フタテンキヨトウ Mythimna radiata (Bremer, 1861) ○分布：北海道から九州・対馬〜台湾 ○開長：30〜35mm ○時期：4月〜9月 ２０１８．８．１８（豊後大野市） クロテンキヨトウ Mythimna chosenicola (Bryk, 1949) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：mm ○時期：5月〜7月 ２０１７．８．２７（大分市） スジグロキヨトウ Mythimna nigrilinea (Leech, [1889]) ○分布：本州から沖縄諸島〜フィリピン・アジア・インド ○開長：32〜35mm ○時期：4月〜10月 幼虫はイネ科のヌマガヤを食べる。 ２０１７．８．２７（大分市） マメチャイロキヨトウ Mythimna stolida (Leech, [1889]) ○分布：本州以南〜台湾 ○開長：mm ○時期：4月〜10月 幼虫はイネ科のヌマガヤを食べる。 ２０１８．１０．１８（宇目町） オオホシミミヨトウ Condica illecta (Walker, 1865) ○分布：本州以南〜アジア・太平洋地域・インド ○開長：mm ○時期：9月〜10月 幼虫はキク科のオバナノセンダングサ・ヒマワリ・ウスベニニガナ・スイゼンジナを食べる。 ２０１８．１０．１８（宇目町） ２０１８．１０．６（宇目町） テンオビヨトウ Sesamia turpis (Butler, 1879) ○分布：北海道から西表島 ○開長：26〜33mm ○時期：5月〜9月（南部離島3月〜10月） ２０１８．９．１５（宇目町） コモクメヨトウ Actinotia intermediata (Bremer, 1861) ○分布：北海道から屋久島・石垣島〜アジア・アフリカ ○開長：30〜33mm ○時期：5月、7月〜9月 幼虫はオトギリソウ科のオトギリソウを食べる。 ２０１８．７．１４（庄内町） オオノコバヨトウ（ヤクシマヨトウ） Tiracola aureata Holloway, 1989 ○分布：本州以南〜台湾・インド ○開長：mm ○時期：3月〜10月 本土では遇産種？ ２０１２．８．１３（宇目町） キクビヒメヨトウ Prometopus flavicollis (Leech, [1889]) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：24〜28mm ○時期：5月〜8月 幼虫はマツ科のカラマツを食べる。 ２０１６．８．２０（宇目町） ２０１６．８．２７（宇目町） シロフアオヨトウ Xenotrachea niphonica Kishida & Yoshimoto, 1979 ○分布：北海道から九州・対馬 ○前翅長：14mm ○時期：7月〜8月 ２０１９．９．７（竹田市） オオシロテンアオヨトウ Trachea punkikonis lucilla Sugi, 1982 ○分布：北海道から九州〜台湾 ○開長：45〜48mm ○時期：5月〜9月 幼虫はタデ科のミゾソバを食べる。 ２０１８．９．１５（宇目町） シロスジアオヨトウ Trachea atriplicis gnoma (Butler, 1878) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：45〜52mm ○時期：5月〜9月 幼虫はタデ科のギシギシ・イヌタデを食べる。 ２０１２．６．２（宇目町） ホソバミドリヨトウ Euplexidia angusta Yoshimoto, 1987 ○分布：本州から屋久島〜台湾 ○前翅長：17mm ○時期：6月、9月〜10月 ２０１６．７．２３（庄内町） オオシモフリヨトウ Polia goliath (Oberthur, 1880) ○分布：北海道から九州〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：52〜63mm ○時期：7月〜9月 幼虫はブナ科のコナラ、バラ科のサクラ・ウメ、ヤナギ科等を食べる。 ２０１６．８．２７（宇目町） ネグロヨトウ Chytonix albonotata (Staudinger, 1892) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：23〜33mm ○時期：6月〜9月 ２０１６．８．２０（宇目町） ソトシロフヨトウ Colocasidia albifera Sugi, 1982 ○分布：北海道から九州？ ○前翅長：mm ○時期：6月〜9月 ２０１６．８．２０（宇目町） ２０１６．８．２７（宇目町） ２０１８．７．２１（宇佐市） ベニモンヨトウ Oligonyx vulnerata (Butler, 1878) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：21〜25mm ○時期：5月〜9月 幼虫はタデ科のミゾソバ・サナエタデ・ヤナギタデを食べる。 ２０１９．９．７（竹田市） マエホシヨトウ Pyrrhidivalva sordida (Butler, 1881) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：30〜34mm ○時期：8月〜10月 幼虫はセリ科のセリの根、タデ科のミゾソバを食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） シロホシキシタヨトウ Triphaenopsis lucilla Butler, 1878 ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：35〜47mm ○時期：7月〜9月 幼虫はイネ科のササ・タケ類を食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） ２０１３．６．１５（豊後大野市） コマエアカシロヨトウ Leucapamea askoldis (Oberthur, 1880) ○分布：北海道から九州〜ｱﾑｰﾙ・朝鮮・中国 ○開長：mm ○時期： 幼虫はイネ科・カヤツリグサ科の根際部や茎を食べる。 ２０１６．９．１０（九重町） ヨトウガ Mamestra brassicae (Linnaeus, 1758) ○分布：北海道から九州･対馬 ○開長：40〜47mm ○時期：4月〜8月 幼虫はマメ科のエンドウ・ソラマメ・ダイズ・アズキ、アブラナ科のキャベツ・ダイコン・ハクサイ・カブ、ナス科のナス・トマト・ジャガイモ・タバコ、セリ科のニンジン、ヒルガオ科のサツマイモ・アサガオ、アカザ科のホウレンソウ・フダンソウ・テンサイ、イネ科のサトウキビ等を食べる。 ２０１８．９．１５（宇目町） シマヨトウ Eucarta fasciata (Butler, 1878) ○分布：本州から九州〜朝鮮 ○開長：mm ○時期：5月〜9月 ２０１７．５．１３（豊後大野市） アカガネヨトウ Euplexia lucipara (Linnaeus, 1758) ○分布：北海道から九州･対馬〜イギリス ○開長：27〜33mm ○時期：5月〜9月 幼虫はオシダ科のオニヤブソテツを食べる。 ２０１３．８．１１（豊後大野市） アオアカガネヨトウ Karana laetevirens (Oberthur, 1884) ○分布：北海道から奄美大島〜アムール ○開長：34〜38mm ○時期：6月〜8月 ２００８．１１．２５（大分市） シラオビアカガネヨトウ Phlogophora illustrata (Graeser, [1889]) ○分布：北海道・本州・九州〜ｱﾑｰﾙ・朝鮮 ○開長：36〜40mm ○時期： 幼虫はスイカズラ科のタニウツギの葉を食べる。よく似たマエグロシラオビアカガネヨトウがある。 ２０１３．６．４（庄内町） マエグロシラオビアカガネヨトウ Phlogophora albovittata (Moore, 1867) ○分布：本州から屋久島〜中国・台湾・ヒマラヤ ○開長：mm ○時期： シラオビアカガネヨトウによく似ている。前翅の内側の白色部が前縁まで到達しない。幼虫はシシガシラ科のシシガシラ、バラ科のクサイチゴ、タデ科のミズヒキ等を食べる。 ２０１８．９．１６（蒲江町） ハスモンヨトウ Spodoptera litura (Fabricius, 1775) ○分布：日本全土〜台湾･ｲﾝﾄﾞ・太平洋地域・ｵｰｽﾄﾗﾘｱ ○開長：34〜41mm ○時期：5月〜10月 幼虫は農作物の害虫で80種以上の作物を食べる。 ２０１１．９．２２（屋久島） アカマダラヨトウ Spodoptera picta (Guerin-Meneville, 1838) ○分布：九州以南 ○開長：mm ○時期：7月〜9月 ２０２２．１０．３１（大分市） ハマオモトヨトウ Brithys crini crini (Fabricius, 1775) ○分布：本州から屋久島 ○前翅長：16〜18mm ○時期：4月〜10月 幼虫はハマオモト・ヒガンバナ・アマリリス・タマスダレの葉を食べる農業害虫。成虫はあまり灯火に集まらない。 ２０１６．９．１０（九重町） スジキリヨトウ Spodoptera depravata (Butler, 1879) ○分布：北海道から種子島・宮古島〜朝鮮・ｱﾑｰﾙ・中国 ○開長：25〜32mm ○時期：5月〜7月 幼虫はイネ科のイネ・シバ・アワを食べる。芝の害虫。 ２０１７．８．２７（大分市） ２０１８．７．２１（宇佐市） ２０１８．７．１４（庄内町） ノコメセダカヨトウ Orthogonia sera Felder & Felder, 1862 ○分布：北海道から九州・対馬 ○前翅長：28mm ○時期：6月〜10月 幼虫はギシギシ等の葉を食べる。やや少ないヨトウガです。 ２０１７．８．２７（大分市） チャオビヨトウ Niphonyx segregata (Butler, 1878) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール・朝鮮・中国 ○開長：25〜30mm ○時期：5月〜9月 幼虫はクワ科のカナムグラ・カラハナソウを食べる。 ２０１８．７．１４（庄内町） ハルタギンガ Chasminodes albonitens (Bremer, 1861) ○分布：北海道から九州〜アムール ○開長：mm ○時期：7月〜9月 幼虫はシナノキ科のシナノキを食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） ウススジギンガ Chasminodes cilia (Staudinger, 1888) ○分布：北海道から屋久島〜アムール ○開長：20〜27mm ○時期：7月〜8月 ♂２０１２．７．１５（宇目町） エゾクロギンガ Chasminodes atratus (Butler, 1884) ○分布：北海道から九州〜アムール ○前翅長：〜mm ○時期：7月〜8月 ♂２０１６．７．２３（庄内町） ヒロオビクロギンガ Chasminodes nigrilineus (Leech, [1889]) ○分布：本州から九州・対馬 ○開長：26〜30mm ○時期：7月〜9月 ♀２０１６．７．２３（庄内町） ２０１８．１０．６（宇目町） ヨスジアカヨトウ Pygopteryx suava Staudinger, 1887 ○分布：北海道から九州〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：30〜38mm ○時期：9月〜10月 ２０１９．９．７（竹田市） トガリヨトウ Virgo datanidia (Butler, 1885) ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮・中国 ○開長：mm ○時期：7月〜10月 ２０１９．９．７（竹田市） ２０１８．７．１４（庄内町） ショウブヨトウ Amphipoea ussuriensis (Petersen, 1914) ○分布：北海道から九州・屋久島〜朝鮮・アムール ○開長：27〜36mm ○時期：7月〜9月 幼虫はイネ科のムギ類を食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） ショウブヨトウの1種 Amphipoea sp. ○分布： ○前翅長：mm ○時期： ２００９．１０．８（直入町） ゴボウトガリヨトウ Gortyna fortis (Butler, 1878) ○分布：北海道から九州〜アムール・中国 ○前翅長：14〜21mm ○時期：9月〜11月 数少ないヨトウガの仲間です。幼虫はハンゴンソウ・ジャガイモ・ゴボウ・ソラマメ等多彩な植物の茎を食べる。 ２０１８年１１月（宇佐市） ヤマトハガタヨトウ Nyctycia stenoptera (Sugi, 1959) ○分布：本州から九州 ○開長：mm ○時期：11月 秋に発生する。 ２０１８．１１．８（庄内町） ヒマラヤハガタヨトウ Nyctycia strigidisca owadai (Yoshimoto, 1988) ○分布：本州から屋久島 ○開長：30〜35mm ○時期：11月 秋に発生する。 ２０１６．１１．１９（豊後大野市） アオバハガタヨトウ Antivaleria viridimacula (Graeser, 1889) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：40〜44mm ○時期：10月〜11月 幼虫はバラ科のサクラ、ブナ科のウラジロガシなどを食べる。 ２０１９．９．７（竹田市） キミャクヨトウ Dictyestra dissecta (Walker, 1865) ○分布：本州から屋久島・石垣島・西表島〜フィリピン・セレベス・インド ○開長：47〜50mm ○時期：6月〜10月 幼虫はウリ科のカラスウリ・アマチャヅルを食べる。 ２０１３．８．１１（豊後大野市） フタスジヨトウ Protomiselia bilinea (Hampson, 1905) ○分布：本州から九州 ○開長：30〜38mm ○時期：5月〜8月 幼虫はヒノキ科のヒノキを食べる。 ２０１９．９．７（竹田市） フサクビヨトウ Sideridis honeyi honeyi (Yoshimoto, 1989) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：mm ○時期：6月〜9月 幼虫はナデシコ科のハコベ・カーネーション・アメリカナデシコを食べる。 ２０１５．９．１９（宇目町） モンオビヒメヨトウ Dysmilichia gemella (Leech, [1889]) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：24〜28mm ○時期：8月〜9月 ２０１８．６．１６（佐賀関町） フタテンヒメヨトウ Hadjina biguttula (Motschulsky, 1866) ○分布：北海道から屋久島〜朝鮮 ○前翅長：mm ○時期：5月〜9月 幼虫はキク科のアメリカセンダングサ・シロノセンダングサ等を食べる。 ２０１２．８．１３（宇目町） ツクシカラスヨトウ Callyna contracta Warren, 1913 ○分布：九州から奄美大島〜台湾・インド ○前翅長：17mm ○時期：5月〜9月 幼虫はムラサキ科のチシャノキを食べる。 　カラスヨトウ亜科 (Amphipyrinae) ２００８．７．６（大分市） カラスヨトウ Amphipyra livida corvina Motschulsky, 1866 ○分布：北海道から屋久島 ○前翅長：22mm ○時期：6月〜12月 体と前翅は紫黒色で後翅は黄褐色の大型ヨトウガの中間です。幼虫はヤブカラシ・イタドリ・ノササゲ・バラ等多彩な植物の葉を食べる。 ２０１２．７．１５（宇目町） ツマジロカラスヨトウ Amphipyra schrenckii Menetries, 1859 ○分布：北海道から九州〜アムール・朝鮮･中国 ○開長：50〜56mm ○時期： ２０１５．１０．１０（蒲江町） ナンカイカラスヨトウ Amphipyra horiei Owada, 1996 ○分布：本州から沖縄本島 ○開長：mm ○時期：6月 オオシマカラスヨトウに良く似ているが、斑紋がぼんやりしていて腹部の縞がない。幼虫はグミ科のアキグミを食べる。 ２０１８．７．８（津久見市） オオシマカラスヨトウ Amphipyra monolitha surnia Felder & Rogenhofer, 1874 ○分布：本州から種子島〜朝鮮･中国 ○開長：56〜63mm ○時期：7月〜11月 幼虫はブナ科のコナラ・クヌギ・アラカシ、ニレ科のエノキ、ヤナギ科のヤナギを食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） オオウスヅマカラスヨトウ Amphipyra erebina Butler, 1878 ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮･中国 ○開長：43〜46mm ○時期：7月〜9月 ２０１３．８．１１（豊後大野市） シロスジカラスヨトウ Amphipyra tripartita Butler, 1878 ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮･中国 ○開長：51〜57mm ○時期：8月〜10月 　キノコヨトウ亜科 (Bryophilinae) ２０１３．７．２０（九重町） シロスジキノコヨトウ Stenoloba jankowskii (Oberthur, 1885) ○分布：北海道から屋久島 ○開長：30〜34mm ○時期：6月〜8月 ２０１２．７．１５（宇目町） ２０１３．８．１６（湯布院町） ウンモンキノコヨトウ本土亜種 Stenoloba manleyi manleyi (Leech, [1889]) ○分布：本州から屋久島〜朝鮮 ○開長：25〜27mm ○時期： 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１３．８．１６（湯布院町） ２０１９．６．８（宇佐市） ヘリボシキノコヨトウ Stenoloba oculata Draudt, 1950 ○分布：北海道から九州〜中国 ○開長：mm ○時期：月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１６．８．２０（宇目町） ウスアオキノコヨトウ Stenoloba clara (Leech, [1889]) ○分布：本州から九州・対馬 ○開長：21〜23mm ○時期：7月〜8月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） イチモジキノコヨトウ Bryophila granitalis (Butler, 1881) ○分布：北海道から屋久島 ○開長：24〜28mm ○時期：6月〜9月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） ２０１６．８．２７（宇目町） ハイイロキノコヨトウ Cryphia griseola (Nagano, 1918) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール ○開長：20mm ○時期：8月〜9月 幼虫は地衣類を食べる。 ２０１６．８．２０（宇目町） ヒメスジキノコヨトウ Cryphia minutissima (Draudt, 1950) ○分布：本州から九州〜中国 ○開長：19mm ○時期：7月〜9月 幼虫は地衣類を食べる。 　(ツマキリヨトウ類) (Eriopinae) ２０１２．７．１４（米水津村） マダラツマキリヨトウ Callopistria repleta Walker, 1858 ○分布：日本全土〜朝鮮・アムール・中国・台湾・インド ○開長：30〜35mm ○時期： 幼虫はシダ類、オシダ科のオニヤブソテツ、イノデ、ベニシダ等を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） ミナミツマキリヨトウ Callopistria nobilior Eda, 2000 ○分布：本州から九州・八重山・八丈島・沖縄本島 ○開長：mm ○時期：5月、9月？ ２０１７．６．２（蒲江町） ２０１３．８．１５（米水津村） ナカウスツマキリヨトウ Callopistria maillardi maillardi (Guenee, 1862) ○分布：四国・九州以南 　　　　　　　　　　〜台湾・太平洋地域・ｱﾌﾘｶ・ﾏﾀﾞｶﾞｽｶﾙ ○前翅長：13〜14mm ○時期：3月〜11月 ２０１３．８．１５（米水津村） キスジツマキリヨトウ Callopistria japonibia Inoue & Sugi, 1958 ○分布：本州から口永良部島 ○開長：23〜26mm ○時期： 幼虫はイノモトソウ科のイノモトソウ・タチシノブ、コバノイシカグマ科のイワヒメワラビ等を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） シロスジツマキリヨトウ Callopistria albolineola (Graeser, 1889) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮・アムール ○開長：28mm ○時期：6月〜9月 幼虫はイワヒバ科のイワヒバを食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） ヒメツマキリヨトウ Callopistria duplicans Walker, 1858 ○分布：日本全土〜台湾・中国・インド ○開長：28mm ○時期：5月〜9月、南西諸島3月〜11月 幼虫はカニクサ科のカニクサを食べる。 ２０１６．９．１０（九重町） ムラサキツマキリヨトウ Callopistria juventina (Stoll, 1782) ○分布：日本全土〜朝鮮・ｱﾑｰﾙ・中国・ｲﾝﾄﾞ・中東・ﾖｰﾛｯﾊﾟ ○開長：30〜36mm ○時期：5月〜8月 幼虫はフサシダ科のツルシノブを食べる。 ２０１８．９．１５（宇目町） ツマナミツマキリヨトウ Data clava (Leech, 1900) ○分布：本州から屋久島〜中国 ○開長：30mm ○時期：4月〜10月 幼虫はウラボシ科のコウラボシ・ノキシノブを食べる。 　タバコガ亜科 (Heliothinae) ２０１５．９．１２（久住町） タバコガ Helicoverpa assulta assulta (Guenee, 1852) ○分布：日本全土〜朝鮮・中国・台湾・太平洋地域・インド・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オーストラリア・アフリカ ○開長：35mm前後 ○時期：8月〜9月 幼虫はナス科のタバコ・ピ−マン・トマト・ホオズキ・ナス等を食べる。 ２０１８．９．１６（蒲江町） オオタバコガ Helicoverpa armigera armigera (Hubner, [1808]) ○分布：北海道から大東諸島〜朝鮮・台湾・中国・ﾐｸﾛﾈｼｱ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オーストラリア・アフリカ ○開長：mm前後 ○時期：8月〜9月 幼虫はイネ科のトウモロコシ・キビ・シコクビエ、アオイ科のオクラ・ワタ、カキノキ科のカキ、アブラナ科のダイコン・キャベツ、ウリ科のキュウリ・メロン・スイカ、キク科のキク・レタス、ナス科のタバコ・トマト・ピーマン・ナス、ナデシコ科のカーネーション・ナデシコ、バラ科のバラ、リンドウ科のトルコギキョウ等を食べる。 ２０１８．９．１５（宇目町） ２０１５．９．１２（久住町） キタバコガ Pyrrhia umbra (Hufnagel, 1766) ○分布：北海道から九州・対馬 ○開長：35mm前後 ○時期：8月〜9月 幼虫はナス科のタバコ、マメ科のダイズ・インゲン・アズキ、タデ科のゾバ等を食べる。 　アオイガ亜科 (Bagisarinae) ２０１０．６．２０（野津原町） マルモンシロガ Sphragifera sigillata (Menetries, 1859) ○分布：北海道から九州〜アムール ○開長：32〜40mm ○時期：6月〜9月 幼虫はクルミ科のオニグルミ・サワグルミ、カバノキ科のサワシバの葉を食べる ２０１５．８．２（蒲江町） コマルモンシロガ Sphragifera biplaga (Walker, 1858) ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮・中国 ○開長：29〜32mm ○時期：5月〜9月 　ホソヤガ亜科 (Stictopterinae) ２０１６．８．２７（宇目町） ヤマトホソヤガ Lophoptera hayesi Sugi, 1982 ○分布：本州から九州・対馬 ○開長：32〜40mm ○時期：7月〜10月 幼虫はブナ科のクヌギを食べる。 ２０１５．９．１２（久住町） シロスジクロホソヤガ Lophoptera squammigera Guenee, 1852 ○分布：遇産的に本州から九州〜東南アジア・インド ○開長：mm ○時期：5月〜9月 遇産種として飛来する。 　フサヤガ亜科 (Euteliinae) ２０１６．６．１１（蒲江町） フサヤガ Eutelia geyeri (Felder & Rogenhofer, 1874) ○分布：北海道から屋久島〜台湾･中国・スリランカ・インド ○開長：35〜39mm ○時期：6月〜7月 幼虫はウルシ科のヌルデ・ヤマハゼ・スモークツリー、ブナ科のクヌギ等を食べる。 ２０１６．８．６（宇目町） ニッコウフサヤガ Atacira grabczewskii (Pungeler, 1903) ○分布：北海道から九州 ○開長：25mm ○時期：6月、8月 幼虫はカエデ科のオオモミジを食べる。 ２０１６．８．１３（庄内町） ノコバフサヤガ Anuga japonica (Leech, [1889]) ○分布：本州から九州〜中国 ○開長：35〜38mm ○時期：6月、9月 世中はカエデ科のカジカエデを食べる。 ２０１５．８．２（蒲江町） シロモンフサヤガ Phalga clarirena (Sugi, 1982) ○分布：本州から沖縄諸島 ○開長：mm ○時期：6月〜11月、2月〜4月 ２０１８．７．８（津久見市） 　キンウワバ亜科 (Plusiinae) ２０１８．９．１５（宇目町） ユミガタマダラウワバ Abrostola abrostolina (Butler, 1879) ○分布：本州から九州・対馬〜台湾・中国 ○開長：25〜27mm ○時期：5月〜9月 幼虫はクワ科のクワクサを食べる。 ２０１９．６．８（宇佐市） ２００８．９．２７（大分市） ギンボシキンウワバ Antoculeora locuples (Oberthur, 1880) ○分布：北海道から九州〜ｱﾑｰﾙ・朝鮮・中国 ○前翅長：〜mm ○時期：6月〜10月 ２０１８．９．１６（蒲江町） イチジクキンウワバ Chrysodeixis eriosoma (Doubleday, 1843) ○分布：日本全土〜台湾・アジア・太平洋地域・オーストラリア ○開長：38mm ○時期：8月〜10月 幼虫はキク科のゴボウ、マメ科のダイズ・スイートピー、フウロソウ科のゼラニウム等を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） ２０１６．１１．１９（豊後大野市） ニシキキンウワバ Ctenoplusia ichinosei (Dufay, 1965) ○分布：本州以南 ○開長：mm ○時期：6月〜11月 幼虫はキク科のゴボウを食べる。 ２０１９．８．４（宇佐市） ミツモンキンウワバ Ctenoplusia agnata (Staudinger, 1892) ○分布：本州から屋久島〜朝鮮・アムール・台湾・中国 ○開長：32〜35mm ○時期：3月〜10月 イチジクキンウワバに似ている。農業害虫で幼虫はマメ科のダイズ、キク科のゴボウ、セリ科のニンジン、アオイ科のワタ、タデ科のミゾソバ等を食べる。 ２０１９．８．４（宇佐市） ２０１９年８月（滋賀県） マダラキンウワバ Polychrysia splendida (Butler, 1878) ○分布：北海道から四国〜アムール・樺太 ○開長：mm ○時期：6月〜9月 幼虫はキンポウゲ科のホソバトリカブト・エゾトリカブト・オオダイブシを食べる。 ２０１９．６．９（宇佐市） エゾギクキンウワバ Ctenoplusia albostriata (Bremer & Grey, 1853) ○分布：北海道から沖縄諸島〜インド・オーストラリア ○開長：29〜33mm ○時期：6月〜11月 幼虫はキク科のエゾギク・ヒメジョオン・アレチノギクを食べる。 ２０１７．８．２７（大分市） ２０１３．６．１５（豊後大野市） ギンスジキンウワバ Erythroplusia rutilifrons (Walker, 1858) ○分布：本州から九州・対馬〜ｱﾑｰﾙ・中国 ○開長：28〜30mm ○時期： 幼虫はオオバコ科のオオバコを食べる。 ２０１２．４．６（大分市） ギンモンシロウワバ Macdunnoughia purissima (Butler, 1878) ○分布：北海道から九州・対馬〜アムール・中国 ○前翅長：29〜32mm ○時期： 幼虫はキク科のヨモギの葉を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） コセアカキンウワバ Zonoplusia ochreata (Walker, 1865) ○分布：本州以南〜中国・インド・オーストラリア ○開長：24〜26mm ○時期：3月〜10月 ２０１３．６．１５（豊後大野市） リョクモンオオキンウワバ Diachrysia coreae (Bryk, 1949) ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮・中国 ○開長：42〜48mm ○時期： ２０１５．９．１９（宇目町） モモイロキンウワバ Anadevidia hebetata (Butler, 1889) ○分布：北海道から九州・対馬〜朝鮮・インド ○開長：38〜45mm ○時期：6月〜9月 　(エグリバ類) (Calpinae) ２０１５．９．５（天ヶ瀬町） オオエグリバ Calyptra gruesa (Draudt, 1950) ○分布：本州から九州・対馬〜中国 ○開長：25〜29mm ○時期： 幼虫はツヅラフジ科のツヅラフジの葉を食べる。 ２００８．９．６（庄内町） ２０１６．８．６（宇目町） ２０１８．７．１４（庄内町） キタエグリバ Calyptra hokkaida (Wileman, 1922) ○分布：北海道から九州〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：mm ○時期：6月〜10月 幼虫はケシ科のキケマン・ムラサキケマン、キンポウゲ科のアキカラマツ等を食べる。 ２０１５．９．２２（蒲江町） ミナミエグリバ Calyptra minuticornis minuticornis (Guenee, 1852) ○分布：本州以南〜台湾・フィリピン・ジャワ・インド 　　　　　　　　　　　　　　　・スリランカ・オーストラリア ○開長：mm ○時期： 同上２０１５．９．２２（蒲江町） ２０１６．８．２７（宇目町） キンイロエグリバ Calyptra lata (Butler, 1881) ○分布：本州・九州〜朝鮮・アムール ○開長：mm ○時期：7月〜9月 幼虫はツヅラフジ科のアオツヅラフジ・コウモリカズラ等を食べる。 ２０１２．１０．２１（大分市） アカエグリバ Oraesia excavata (Butler, 1878) ○分布：本州から屋久島〜朝鮮･中国 ○開長：47〜50mm ○時期： 幼虫はツヅラフジ科のアオツヅラフジの葉を食べる。 ２０１３．８．１５（米水津村） ヒメエグリバ Oraesia emarginata (Fabricius, 1794) ○分布：本州から沖縄諸島〜台湾・アジア・インド ○開長：36〜40mm ○時期：6〜10月 幼虫はツヅラフジ科のアオツヅラフジを食べる。 ２００８．９．３０（大分市） キンモンエグリバ Plusiodonta coelonota (Kollar, [1844]) ○分布：本州以南〜中国・ﾍﾞﾄﾅﾑ・ﾏﾚｰ・ｲﾝﾄﾞ ○前翅長：〜mm ○時期： 幼虫はツヅラフジ科のハスノハカズラの葉を食べる。 ２００８．１０．２（大分市） ２０１７．９．３（佐賀関町） ２０１５．９．５（天ヶ瀬町） マダラエグリバ Plusiodonta casta (Butler, 1878) ○分布：本州から九州・対馬〜朝鮮・アムール・中国 ○開長：25〜32mm ○時期：5月〜9月 幼虫はツヅラフジ科のアオツヅラフジを食べる。 幼虫２００３．７．２４（春野町） アケビコノハ Eudocima tyrannus (Guenee, 1852) ○分布：日本全土〜ｱﾑｰﾙ・中国・台湾・東南アジア・インド ○開長：95〜100mm ○時期： 幼虫はアケビ科のアケビ・ムベ・ミツバアケビ、メギ科のヒイラギナンテン等の葉を食べる。 ２００８．９．１８（大分市） ヒメアケビコノハ Eudocima phalonia (Linnaeus, [1763]) ○分布：本州以南〜台湾・ｲﾝﾄﾞ・南太平洋諸島・ｵｰｽﾄﾗﾘｱ ○前翅長：〜mm ○時期： 幼虫はツヅラフジ科のコウシュウウヤク・オオツヅラフジ等の葉を食べる。 ２０１３．８．１６（湯布院町） アカキリバ Gonitis mesogona (Walker, 1858) ○分布：本州以南〜中国・マレー・ビルマ・インド ○開長：37〜40mm ○時期： 幼虫はバラ科のクサイチゴ・カジイチゴ・ナワシロイチゴ・ブナ科のクヌギ、アオイ科のムクゲ等を食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） ムラサキオオアカキリバ Rusicada leucolopha Prout, 1928 ○分布：北海道から九州 ○開長：mm ○時期：7月〜9月 幼虫はシナノキ科のシナノキを食べる。 ２０１７．６．２（蒲江町） プライヤキリバ Goniocraspidum pryeri (Leech, [1889]) ○分布：本州から九州・対馬 ○開長：40〜44mm ○時期：6月〜3月 幼虫はブナ科のアラカシ・コナラ・クヌギ、ウラジロ科のウラジロ等を食べる。 　カレハガ科 (Lasiocampidae) 　カレハガ亜科 (Lasiocampinae) ２００８．９．２７（大分市） カレハガ Gastropacha orientalis Sheljuzhko, 1943 ○分布：本州から屋久島〜シベリア・朝鮮 ○前翅長：〜mm ○時期：6月〜9月 翅を閉じたときの形が枯葉そっくりのガ。幼虫はバラ科のウメ・モモ・サクラ・リンゴやヤナギの葉を食べる。やや少ない ２０１３．８．１６（湯布院町） ２０１６．８．６（宇目町） ２０１８．８．４（宇目町） ワタナベカレハ Gastropacha watanabei Okano, 1966 ○分布：北海道から九州〜シベリア ○前翅長：〜mm ○時期：8月 ２０１８．８．４（宇目町） ２００８．９．１８（大分市） タケカレハ Euthrix albomaculata directa (Swinhoe, 1892) ○分布：北海道から九州 ○開長：40mm ○時期：5月〜10月 普通に見れるカレハガの仲間です。幼虫は毒毛を持ち、黄色く中央背面に黒い縦帯が入る。イネ科のタケ・ササ・ススキ等の葉を食べる。 ２０１６．８．１３（庄内町） ヨシカレハ Euthrix potatoria bergmani (Bryk, 1941) ○分布：北海道から九州 ○開長：♂40〜60mm、♀50〜80mm ○時期：7月〜8月 幼虫はイネ科のヨシ・ススキ・クマザサを食べる。 ２０１６．８．２０（宇目町） ツガカレハ Dendrolimus superans (Butler, 1877) ○分布：北海道から九州・対馬〜シベリア・樺太・ウルグアイ ○開長：mm ○時期：6月〜10月 幼虫はマツ科のアカマツ・トドマツ・モミ・ツガ・カラマツを食べる。 ２００８．９．３０（大分市） マツカレハ Dendrolimus spectabilis (Butler, 1877) ○分布：日本全土〜シベリア・樺太・朝鮮 ○前翅長：〜mm ○時期：7月〜9月 普通に見れるカレハガの仲間です。斑紋や色彩の変異は多いが前翅外側のくさび型紋がある。幼虫はマツ科植物の葉を食べる害虫で、偶に大発生し枝を丸坊主にします。毒毛をもち、灰色に褐色や黒の模様が入る。 ２０１０．７．１１（庄内町） ２０１０．９．９（大分市） ２００８．１１．７（大分市） ヤマダカレハ Kunugia yamadai Nagano, 1917 ○分布：本州から九州〜朝鮮 ○前翅長：〜mm ○時期 幼虫は強毒毛があり刺されると危険。クヌギ・コナラ・カシなどの葉を食べる。数の少ないガ。 ♂２００８．１０．１７（大分市） クヌギカレハ屋久島以北亜種 Kunugia undans flaveola (Motschulsky, 1866) ○分布：北海道から屋久島〜ｼﾍﾞﾘｱ・朝鮮・中国・ｲﾝﾄﾞ ○前翅長：〜mm ○時期：9月〜10月 普通に見れるカレハガの仲間です。幼虫はクヌギ・モクタチバナの葉を食べる。 ２０１６．７．２３（庄内町） ギンモンカレハ本土亜種 Somadasys brevivenis brevivenis (Butler, 1885) ○分布：北海道から九州・対馬〜樺太 ○開張：30〜40mm ○時期：6月〜9月 ２０１０．９．８（大分市） リンゴカレハ Odonestis pruni japonensis Tams, 1935 ○分布：北海道から屋久島 ○前翅長：〜mm ○時期：6月〜9月 やや少ないカレハガの仲間です。幼虫は毒毛をもち、ウメ・クヌギ等の葉を食べる。 ２０１６．８．２７（宇目町） スカシカレハ Amurilla subpurpurea subpurpurea (Butler, 1881) ○分布：北海道から九州〜樺太・シベリア ○開長：60〜70mm ○時期：7月〜8月 　ミノガ科 (Psychidae) ♂２００３．６．２１（春野町） オオミノガ Eumeta japonica Heylaerts, 1884 ○分布：本州以南 ○前翅長：〜mm ○時期：5月〜6月 ♀は最も大きなミノムシになる。♀は一生ミノの中にいてガにならない。幼虫は多彩な樹木の葉を食べる。 当サイト内で使用している画像・文章等の無断転記・転用を禁止致します。 since2005.7.27. 春夏秋冬　　Copyright (c) 2005 All Right Reserved.