春夏秋冬の
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アリ科 (Formicidae)
ヤマアリ亜科 (Formicinae)
2010.11.20(庄内町)
クロヤマアリ
Formica japonica
Motschulsky, 1866
○
分布:北海道から屋久島〜東シベリア・朝鮮・中国・台湾
○
全長:4.5〜6mm
○
時期:
最も普通に見られる大きなアリ。体色は灰色または褐色味のある黒で光沢が鈍い。低地から山地の明るい場所の地中に巣を作る。
2008.6.5(別府市)
クロオオアリ
Camponotus (Camponotus) japonicus
Mayr, 1866
○
分布:日本全土〜朝鮮・中国
○
全長:7〜12mm
○
時期:
普通に見られる大きなアリの仲間。開けた場所の地中に巣を作る。
2017.7.30(尾平町)
ムネアカオオアリ
Camponotus obscuripes
Mayr, 1878
○
分布:北海道から九州
○
全長:8〜12mm
○
時期:
キュウシュウムネアカオオアリに似ているが、前胸部全体が赤い。朽木の多い山でよく見られる。
2017.7.30(尾平町)
キュウシュウムネアカオオアリ(ニシムネアカオオアリ)
Camponotus hemichlaena
(Yasumatsu & Brown, 1957)
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分布:中国地方・四国・九州・屋久島
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全長:7〜12mm
○
時期:
ムネアカオオアリに良く似たオオアリの仲間。ムネアカオオアリは前胸部が赤いので区別される。
2009.5.10(久住町)
2009.10.8(直入町)
2010.7.24(緒方町)
オオアリの1種
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分布:
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全長:
○
時期:
2012.5.31(大分市)
ヨツボシオオアリ
Camponotus (Myrmentoma) quadrinotatus
Forel, 1886
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分布:北海道から九州
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全長:5〜6mm
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時期:
体色は黒色で前胸部は褐色を帯びることもある。腹部の第1、第2節背板には一対の黄褐色の紋がある。巣は樹上で黄の割れ目や樹皮下に作られる。
2003.7.9(春野町)
ミカドオオアリ
Camponotus (Paramyrmamblys) kiusiuensis
Santschi, 1937
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分布:
○
全長:
○
時期:
大型働きアリ2011.3.5(大分市)
ヒラズオオアリ
Camponotus
(Colobopsis) nipponicus
Wheeler, 1928
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分布:関東以南から奄美大島
○
全長:大型働きアリ5mm・小型働きアリ2.5〜3mm
○
時期:
体色は黒と褐色のオオアリの仲間で、大型と小型の働きアリがある。樹上の枯れ枝の空洞内に棲む。大型働きアリは頭部が四角になっており穴の入り口を塞ぐドアの役目をし、大きな腹部はエサの栄養タンクの役割もしているという。
小型働きアリ2011.3.5(大分市)
2012.9.20(宇佐市)
ヒゲナガケアリ
Lasius productus
Wilson, 1955
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分布:
○
全長:
○
時期:
2010.12.28(沖縄本島)
アシナガキアリ
Anoplolepis gracilipes
(F.Smith)
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分布:南西諸島以南〜世界中の熱帯域
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全長:4mm
○
時期:
淡褐色で肢・触角・胸部の長いアリです。もともと熱帯アフリカや熱帯アジアに分布していたものが、貿易とともに運び込まれたといわれています。林縁・草地の地上や樹上に普通に見られる。
2010.8.15(宇目町)
トゲアリ
Polyrhachis lamellidens
F. Smith, 1874
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分布:本州から屋久島
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全長:7〜8mm
○
時期:
頭部・腹部・肢は光沢のある黒、胸部の赤いトゲアリです。クロオオアリやムネアカオオアリなどの巣に寄生するようです。
2011.2.27(大分市)
チクシトゲアリ
Polyrhachis (Myrmhopla) moesta
Emery, 1887
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分布:関東以南から南西諸島〜台湾・中国・ジャワ・スマトラ
○
全長:6mm前後
○
時期:
体色は光沢のある黒で、肢は褐色味のある黒。トゲアリの仲間で胸部の後方に一対のトゲがある。樹上性で枯枝に巣を作る。
2003.6.23(春野町)
2011.3.26(大分市)
フタフシアリ亜科 (Myrmicinae)
2003.7.9(春野町)
アシナガアリ
Aphaenogaster famelica
(Fr.Smith, 1874)
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分布:
○
全長:
○
時期:
脱翅♀2008.9.18(大分市)
キイロシリアゲアリ
Crematogaster osakensis
Forel, 1900
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分布:
○
全長:
○
時期:
2011.3.19(大分市)
テラニシシリアゲアリ
Crematogaster (Crematogaster) teranishii
Santschi, 1930
○
分布:本州以南
○
全長:2〜4mm
○
時期:
体は黒褐色から褐色で腹部が上に尖っているシリアゲアリ。胸部には腹部方向にトゲがあるのが特徴。樹上性で枯枝等に営巣する。
2011.3.27(大分市)
2011.2.21(大分市)
ハリブトシリアゲアリ
Crematogaster (Crematogaster) matsumurai
Forel, 1901
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分布:北海道から九州〜朝鮮
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全長:2〜3.5mm
○
時期:
体は黄褐色から黒褐色で腹部が上に尖っているシリアゲアリ。テラニシシリアゲアリのような胸部のトゲはない。樹皮下・樹木の腐朽部等に営巣する。
2017年(中津市)大分昆虫同好会
ヒアリ
Solenopsis invicta
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分布:
○
全長:2.5〜6.5mm
○
時期:
強い毒をもつ南米原産のアリでコンテナ内に紛れて分布を広げている。刺されると火傷のような痛みを起こす。北米・中国・フィリピン・台湾等に侵入し世界各国で問題となっている。外来生物法で
特定外来生物
に指定された。
2012.10.4(別府市)
ヒメアリ
Monomorium intrudens
F. Smith, 1874
○
分布:本州から南西諸島〜朝鮮
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全長:1.3〜1.6mm
○
時期:
体色は黄色〜黄褐色で光沢があり、腹部は黒い。
2003.7.9(春野町)
アミメアリ
Pristomyrmex pungens
Mayr, 1866
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分布:
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全長:
○
時期:
2003.6.23(春野町)
2010.12.27(沖縄本島)
オオシワアリ
Tetramorium bicarinatum
(Nylander, 1846)
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分布:本州以南〜熱帯・亜熱帯
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全長:3mm
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時期:一年中
体は大部分が黄色から黄褐色で、腹部は暗褐色のアリです。頭部や胸部に網目状のシワがwるのが特徴。林縁部・公園などに生息します。
カタアリ亜科 (Dolichoderinae)
2010.11.7(大分市)
ルリアリ
Ochetellus glaber
Mayr, 1862
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分布:関東以南〜オーストラリア
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全長:2mm
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時期:
体色は黒く、ルリ色の光沢のあるアリ。
家屋害虫
として侵入し、砂糖・乾物・菓子等に群れたり、時計・電話・パソコン等に入って故障の原因にもなります。動きが速く、つぶすと酸味のある匂いがする。巣は日当たりのいい草地・朽木など。
2016.9.21(大分市)
アワテコヌカアリ
Tapinoma melanocephalum
(Fabricius, 1793)
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分布:西日本(局地的)・九州南部以南〜熱帯・亜熱帯
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全長:1.5mm
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時期:
体色は褐色と淡黄色。土中・倒木下・樹皮下等の隙間にすむ。動きはかなり速い。
家屋害虫
として侵入する。
2010.12.27(沖縄本島)
アシジロヒラフシアリ
Technomyrmex brunneus
Forel, 1895
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分布:千葉・高知・九州南部以南〜台湾・中国・ベトナム・インド
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全長:2.5mm
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時期:
南方系のヒラフシアリの仲間です。肢の先のほうは淡黄色。乾燥した草地・林縁の葉上で見られ、朽木・枯れ枝等に巣をつくる。
ハリアリ亜科 (Ponerinae)
2013.2.4(豊後大野市)
トゲズネハリアリ
Cryptopone sauteri
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分布:
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全長:mm
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時期:
2011.3.27(大分市)
ケブカハリアリ
Trachymesopus pilosior
(Wheeler, 1928)
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分布:本州以南〜朝鮮
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全長:4.5〜5mm
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時期:
体色は暗赤褐色から黒褐色で、大アゴ・肢は赤褐色のハリアリの仲間。林床に生息するが、まれな種であまり見られない。朽ちた倒木中に単独でいた。
2011.5.15(屋久島)
アギトアリ
Odontomachus monticola
Emery, 1892
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分布:九州から口之永良部(関東まで分布拡大?)
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全長:10〜13mm
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時期:
体色は黒褐色から暗褐色で、大きなあごがある。
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