春夏秋冬の
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アブラムシ科 (Aphididae)
アブラムシ亜科 (Aphidinae)
2011.3.26(大分市)
イバラヒゲナガアブラムシ
Sitobion ibarae
(Matsumura, 1917)
○
分布:日本全土
○
体長:2mm前後
○
時期:3月〜10月
体色は薄緑色で、頭部は赤みのあるヒゲナガアブラムシ。バラ類の害虫として有名で新葉・蕾・若い枝を吸う。
2003.6.8(春野町)
ヘクソカズラヒゲナガアブラムシ
Aulacorthum nipponicum
(Essig et Kuwana, 1918)
○
分布:本州から九州
○
体長:2.5mm前後
○
時期:
体色と肢の脛節は薄オレンジ色で腿節が黒いヒゲナガアブラムシ。ヘクソカズラに寄生する。
幼虫2012.10.4(別府市)
ニワトコヒゲナガアブラムシ
Aulacorthum magnoliae
(Essig et Kuwana, 1918)
○
分布:北海道から九州
○
体長:2.5〜3.0mm
○
時期:
肢は黒く体色は黄色・黄緑色・オレンジ色など変異のある綺麗な大型のヒゲナガアブラムシ。秋は一次寄主のニワトコに寄生し、夏は二次寄主としてマサキ・コブシなどさまざまな植物に寄生する。
2012.5.17(庄内町)
2009.4.19(福岡市)
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ
Uroleucon nigrotuberculatum
(Olive, 1963)
○
分布:本州から九州〜北アメリカ
○
体長:
○
時期:3月〜11月
体が真っ赤なヒゲナガアブラムシ。北アメリカ原産の外来種でセイタカアワダチソウに寄生する。
2009.6.19(久住町)
アザミヒゲナガアブラムシ
Uroleucon giganteum
(Matsumura)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2009.6.26(久住町)
ゴボウヒゲナガアブラムシ
Uroleucon gobonis
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2008.7.27(大分市)
コウゾリナヒゲナガアブラムシ
Uroleucon picridis
(Fabricius, 1775)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2010.10.31(諫早市)
タイワンヒゲナガアブラムシ
Uroleucon formosanum
(Takahashi, 1921)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2009.5.14(久住町)
ヨモギヒゲナガアブラムシ
Macrosiphoniella yomogicola
○
分布:
○
体長:
○
時期:
体食は緑・紫・黄色・橙などいろいろあるアブラムシです。ヨモギの茎で見られます。
2009.5.30(久住町)
2012.10.21(大分市)
ハギオナガヒゲナガアブラムシ
Megoura lespedezae
(Essig et Kuwana, 1918)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2009.3.23(大分市)
ソラマメヒゲナガアブラムシ
Megoura crassicauda
○
分布:
○
体長:
○
時期:
体は鮮緑色で触角・肢などが黒いアブラムシです。カラスノエンドウなどで見られます。
2009.3.18(大分市)
マメアブラムシ
Aphis craccivora craccivora
Koch, 1854
○
分布:
○
体長:
○
時期:
体は黒く触角・肢などに白い部分があります。カラスノエンドウなどで見られます。画像の左上にソラマメヒゲナガアブラムシがいます。
2009.4.8(大分市)
ギシギシアブラムシ
Aphis rumicis
Linnaeus, 1758
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2012.8.21(庄内町)
マツヨイグサアブラムシ
Aphis oenotherae
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
2009.9.16(山香町)
キョウチクトウアブラムシ
Aphis nerii
Boyer de Fonscolombe, 1841
○
分布:北海道から九州
○
体長:1.5〜2.6mm
○
時期:一年中
体は山吹色で肢・触角などが黒いきれいなアブラムシです。寄主転換しません。キョウチクトウ・ガガイモ・トウワタなどでみられます。
2009.3.8(大分市)
ニセダイコンアブラムシ
Lipaphis erysimi
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2008.10.3(大分市)
イタドリオマルアブラムシ
Macchiatiella itadori
(Shinji, 1942)
○
分布:北海道から九州
○
体長:1.8〜2.1mm
○
時期:
体は薄黄色で成虫では背面に黒い斑があります。イタドリ類とクロウメモドキの間を寄主転換します。クロウメモドキでは体色が緑色っぽくなります。地域によっては寄主転換しません。
2003.7.14(春野町)
有翅胎生雌2010.10.17(大分市)
2012.9.15(竹田市)
ススキアブラムシ
Melanaphis japonica
○
分布:北海道から九州
○
体長:mm
○
時期:
体色は紫色から淡黄色と変異が多いアブラムシ。ススキをホストとし、アリの作った蟻道の中にもすむ。ススキには他にヒエノアブラムシ・タイワンススキアブラムシ・カンシャワタムシ等も見られる。
2013.8.1(大分市)
ニンジンアブラムシ(ハナウドチビクダアブラムシ)
Semiaphis heraclei
(Takahashi, 1921)
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
セリ科のニンジン・ミツバ・ハナウド、スイカズラ科のハスカップ等に寄生する。
2014.6.6(庄内町)
2012.5.17(庄内町)
ミツバウツギフクレアブラムシ
Indomegoura nigrotibiae
(Tao, 1963)
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
体は黄褐色で白い粉をふく。有翅型は鮮やかなオレンジ色で肢・触角・角状管は黒い。ミツバウツギ・ゴンズイに寄生するフクレアブラムシ。角状管が中央で膨らみキスゲフクレアブラムシと区別できる。
2012.8.25(九重町)
キスゲフクレアブラムシ
Indomegoura indica
(van der Goot, 1916)
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
体は黄褐色で白い粉をふく。ミツバウツギフクレアブラムシにそっくりな近縁種で、角状管は付け根から先端にかけて細くなる。
2008.9.27(庄内町)
不明
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2008.9.27(庄内町)
オオアブラムシ亜科 (Lachninae)
2014.10.21(天瀬町)
クリオオアブラムシ
Lachnus tropicalis
(Van der Goot, 1916)
○
分布:日本全土
○
体長:4〜5mm
○
時期:
光沢のない黒褐色で特に大型のオオアブラムシです。クリ・クヌギ・カシ類の若い枝を吸汁する。
2008.7.5(大分市)
カシオオアブラムシ
Lachnus roboris
○
分布:
○
体長:3mm
○
時期:
クリオオアブラムシに良く似たオオアブラムシ。それほど大きくなく艶がある。ウバメガシ・マテバシイ・アラカシ等の若い枝を吸汁する。
2009.6.25(久住町)
ヤナギコブオオアブラムシ
Tuberolachnus salignus
(Gmelin, 1788)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2011.3.12(大分市)
マツオオアブラムシ
Cinara piniformosana
(Takahashi, 1923)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
2010.12.19(大分市)
マツホソオオアブラムシ(マツノホソアブラムシ)
Eulachnus thunbergii
Wilson, 1919
○
分布:日本全土
○
体長:2mm弱
○
時期:10月〜4月
灰色で細長い形のアブラムシ。二葉松類の葉にとまって葉から養分を吸う。大発生すると葉が黄色くなり樹勢が弱る。マツには他にマツオオアブラムシ・マツノハアブラムシ・マツノカサアブラムシなどが寄生する。
マダラアブラムシ亜科 (Drepanosiphinae)
2013.9.17(庄内町)
ササヒゲマダラアブラムシ
Takecallis sasae
(Matsumura, 1917)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
有翅型2011.4.24(庄内町)
トウキョウカマガタアブラムシ
Yamatocallis tokyoensis
○
分布:
○
体長:
○
時期:
カエデ類に寄生する。
2012.9.20(宇佐市)
エノキワタアブラムシ
Shivaphis celti
Das, 1918
○
分布:
○
体長:
○
時期:
ケクダアブラムシ亜科 (Greenideinae)
2012.10.21(大分市)
マテバシイケクダアブラムシ?
Eutrichosiphum heterotrichum
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
ヒラタアブラムシ亜科 (Hormaphidinae)
2009.8.29(九重町)
ササコナフキツノアブラムシ
Ceratovacuna japonica
(Takahashi, 1924)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
ササに付くコナフキツノアブラムシの1種。兵隊アブラムシを持ち天敵に対して撃退する。ゴイシシジミが好んで食べるアブラムシの1種。
2014.9.23(蒲江町)
タケツノアブラムシ
Pseudoregma bambucicola
(Takahashi, 1921)
○
分布:
○
体長:
○
時期:
ホウライチクに寄生するツノアブラムシ。兵隊アブラムシを秋季に産出する。オオテントウが好んで食べる。
タマワタムシ亜科 (Pemphiginae)
有翅型2010.11.13(朝地町)
ケヤキヒトスジアブラムシ?
○
分布:
○
体長:
○
時期:
虫こぶ2010.9.19(湯布院町)
ヌルデシロアブラムシ(ヌルデオオミミフシアブラムシ)
Schlechtendalia chinensis
(Bell, 1848)
○
分布:北海道から九州
○
体長:
○
時期:
ヌルデに寄生して虫こぶ(ヌルデノミミフシ)をつくります。五倍子(ふし)と呼ばれ、タンニンを抽出しインクや薬に利用されていました。
ハカマカイガラムシ科 (Orthezidae)
2014.11.3(大分市)
ハカマカイガラムシの1種
○
分布:
○
体長:mm
○
時期:
ワタフキカイガラムシ科 (Margarodiidae)
2003.6.12(春野町)
イセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ)
Icerya purchasi
(Maskell, 1878)
○
分布:世界各地
○
体長:♂3mm、♀5mm
○
時期:
オーストラリア原産の害虫で明治40年代に苗木とともに日本へ侵入。世界各地にも広がったようです。
ミカン類、ナンテン、クワなど300種以上の植物を害するようです。
2011.3.12(大分市)
ワラジカイガラムシの仲間
○
分布:
○
体長:
○
時期:
カタカイガラムシ科 (Coccidae)
2010.10.31(諫早市)
ツノロウ(カイガラ)ムシ
Ceroplastes ceriferus
(Fabricius, 1798)
○
分布:本州以南〜台湾・中国・インド・オーストラリア・アメリカ大陸
○
体長:6〜9mm
○
時期:
灰白色で分厚いロウ殻で覆われたカイガラムシ。ミカン・カキ・ツバキ・ヒサカキ等多種の植物に寄生する害虫。
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