春夏秋冬の
昆虫写真館
アブの仲間(2)
ツリアブ科・コガシラアブ科・ハナアブ科
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ハエ目
ツリアブ科
2009.4.13(宇目町)
ビロードツリアブ
Bombylus major
○
分布:北海道から沖縄
○
全長:8〜12mm
○
時期:
2008.11.2(延岡市)
クロバネツリアブ
Ligyra tantalus
(Fabricius. 1794)
○
分布:本州以南〜朝鮮・中国・台湾・東南アジア
○
全長:13〜19mm
○
時期:7月〜9月
日本国内では最大級のツリアブです。頭部は小さめ、褐色の毛の生えた黒い体の腹部に白色の横帯があります。よく似たマエグロツリアブは翅の前半が黒くなります。
都道府県RDB:大分県準絶滅危惧(NT)
2010.8.8(大分市)
コウヤツリアブ
Anthrax aygulus
Fabricius, 1805
○
分布:本州から九州〜台湾・中国・アフリカ
○
全長:7〜14mm
○
時期:7月〜9月
体色は真っ黒で腹部の先は白い。翅は付け根半分が黒く、透明の部分には黒点が2つあります。一見ホシツリアブに似ている。幼虫はハキリバチ科・ドロバチ科・アナバチ科の幼虫に寄生します。寄主の大きさにより、発生する成虫の大きさに差がでます。
2010.7.26(庄内町)
ホシツリアブ
Anthrax distigma
Wiedemann
○
分布:
○
全長:mm
○
時期:
2009.7.6(久住町)
スキバツリアブ
Villa limbata
(Coquillett. 1898)
○
分布:北海道から沖縄
○
全長:10〜16mm
○
時期:7月〜8月
♀2010.9.17(湯布院町)
スズキハラボソツリアブ
Systropus suzukii
Matsumura. 1916
○
分布:北海道から九州
○
全長:20mm
○
時期:9月
細長い体でヘリコプターのように花から花へと飛ぶハラボソツリアブの仲間です。良く似たニトベハラボソはやや小さめで後肢の黒色部が多い。
2010.10.17(大分市)
ニトベハラボソツリアブ
Systropus nitobei
Matsumura. 1916
○
分布:北海道から九州
○
全長:15mm前後
○
時期:7月〜10月
スズキハラボソツリアブに良く似ていますが、やや小さめです。後肢の黒い部分が多いので見分けられます。木漏れ日の当たる環境など薄暗い場所の花に集まります。他にタイワンハラボソも似ていますが、中胸背板肩部の黄色が後方へ伸びない。
2011.9.13(湯布院町)
タイワンハラボソツリアブ
Systropus liuae
○
分布:
○
全長:mm前後
○
時期:
ニトベハラボソツリアブによく似ていますが、中胸背板肩部の黄色が後方へ伸びないので見分けられる。林床のやや暗い場所で見られた。
2013.9.17(庄内町)
コガシラアブ科
2011.4.16(大分市)
シバカワコガシラアブ
Nipponocyrtus shibakawae
(Matsumura. 1916)
○
分布:本州から九州〜台湾
○
全長:8.1mm
○
時期:3月〜4月
体は金属光沢のある褐色で肢は黄色、頭部が極端に小さなコガシラアブです。まれに青黒い個体もある。山地の疎林で日当たりのいい林縁などで見られる。
2012.4.29(大分市)
セダカコガシラアブ
Oligoneura nigroaenea
(Motschulsky. 1866)
○
分布:日本全土〜北半球
○
全長:5.7mm内外
○
時期:月
体色は黒く、体はへの字に強く曲がったコガシラアブ。低山地から山地の各種花に集まる。
2009.6.11(久住町)
ハナアブ科
2009.5.25(九重町)
キベリヒラタアブ
Xanthogramma sapporense
Matsumura, 1916
○
分布:北海道・本州・九州〜ロシア東部
○
全長:11〜13mm
○
時期:
胸部の背は光沢のある黒色で側縁に黄色の帯のあるアブです。夏季の山地でみられます。
2003.10.7(春野町)
ホソヒラタアブ
Episyrphus balteatus
(De Geer, 1776)
○
分布:北海道から九州・対馬・五島列島〜旧北区
○
全長:11mm
○
時期:3月〜10月
草花などの前で停止飛行しているのをよくみかけるハナアブです。胸部の背面は光沢のある銅黒色で5本の不明瞭な細い縦線があります。幼虫はアブラムシを食べます。腹部の色彩変異がいろいろあるので注意。
2009.3.18(大分市)
♀2009.4.27(久住町)
キタヒメヒラタアブ(マメヒラタアブ)
○
分布:本州から九州・対馬
○
全長:8〜9mm
○
時期:4月〜10月
小型のヒラタアブです。胸部の背面は光沢のある銅黒色で、周囲は黄色で縁取られています。良く似た種にホソヒメヒラタアブがあります。
2003.6.4(塩江町)
ホシツヤヒラタアブ
Melanostoma scalare
(Fabricius, 1794)
○
分布:本州から奄美大島〜旧北区・東洋区・熱帯アフリカ
○
全長:8〜9mm
○
時期:4月〜10月
小型のヒラタアブで胸部の背面や小楯板が光沢のある青黒色をしています。
2009.3.8(大分市)
2009.9.30(久住町)
ヒラアシヒラタアブの1種
○
分布:
○
全長:10mm
○
時期:月
2009.5.25(庄内町)
ツヤヒラタアブの1種
○
分布:
○
全長:mm
○
時期:
♂2014.4.17(野母崎町)
ヨツボシヒラタアブ
Xanthandrus comtus
(Harris, 1780)
○
分布:
○
全長:10〜12mm
○
時期:
2009.10.16(大分市)
フタスジヒラタアブ
Dasysyrphus bilineatus
(Matsumura, 1917)
○
分布:本州から九州・対馬
○
全長:12〜14mm
○
時期:4月〜11月
腹部の黄色い横帯が波打っているのが特徴的なヒラタアブです。
♂の黄色い横帯の際はボケます。
2012.5.22(庄内町)
ヒゲナガハナアブ
Chrysotoxum shirakii
Matsumura,1931
○
分布:
○
全長:mm
○
時期:
♂2009.4.28(久住町)
ナミホシヒラタアブ
Eupeodes (Metasyrphus)
bucculatus
(Rondani, 1857)
○
分布:北海道から九州
○
全長:10〜11mm
○
時期:3月〜8月
春に普通に見られるヒラタアブで、似た種が多い。成虫は草花等に集まる。幼虫はアブラムシを食べる。
♀2009.6.5(久住町)
フタホシヒラタアブ
Eupeodes(Metasyrphus) corollae
(Fabricius, 1749)
○
分布:
○
全長:mm
○
時期:月
春に普通に見られるヒラタアブで、似た種が多い。成虫は草花等に集まる。幼虫はアブラムシを食べる。
♀2011.3.31(山香町)
マガリモンヒラタアブ
Anasimyia lunulata
(Meigen. 1822)
○
分布:北海道・本州・九州
○
全長:mm
○
時期:月
フタホシヒラタアブに似たヒラタアブで、腹部の黄色紋がやや小さい。
♀2011.4.14(大分市)
ケヒラタアブ属の1種
Syrphus sp.
○
分布:
○
全長:11〜12mm
○
時期:
♂2011.3.26(大分市)
ヤマトヒラタアブ
Syrphus ribesii
Linne
○
分布:北海道から九州
○
全長:13〜15mm
○
時期:
2010.10.31(諫早市)
タイワンオオヒラタアブ
Eupeodes (Macrosyrphus) confrater
(Wiedemann,1830)
○
分布:四国から沖縄本島
○
全長:mm
○
時期:秋に多くなる
腹部が黄色と黒の太い横縞になっているオオヒラタアブです。クロイワオビヒラタアブがよく似ていて、腹部付け根付近の黒帯が接近します。成虫は花粉に集まります。幼虫はタケツノアブラムシを食べる。
2009.6.27(久住町)
ナガヒラタアブ
Asarkina porcina
(Coquillett, 1898)
○
分布:
○
全長:14〜17mm
○
時期:
タイワンオオヒラタアブに似ていますが、腹部の黒帯は細く、腹部の黄色はオレンジがかる。山地性。
2009.5.22(久住町)
ヨコジマオオヒラタアブ
Dideoides latus
(Coquillett, 1898)
○
分布:本州から九州〜台湾
○
全長:14〜17mm
○
時期:
ハナアブ程の大きさのヒラタアブです。腹部にはヒラタアブの仲間らしい横線がはいっています。山地性で夏季によくみられます。
2009.7.2(久住町)
2011.6.28(庄内町)
ツマキオオヒラタアブ
Dideoides coquilletti
(van der Goot,1964)
○
分布:
○
全長:mm
○
時期:
2009.6.23(久住町)
クロヒラタアブ
Betasyrphus serarius
(Wiedemann, 1830)
○
分布:日本全土
○
全長:8〜13mm
○
時期:4月〜11月
腹部は黒色の地色にクリーム色の横帯が入ったヒラタアブです。
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